マンチーニがクビになり次期監督最有力候補となったペジェグリーニ
否定はしていても状況的にほぼ決定か
マンチーニ vs ファーガソンから
ペジェグリーニ vs モイーズ
ずいぶんと新しい闘いに
昨年8月にはフェラン・ソリアーノ氏をCEO(最高経営責任者)に、10月にはチキ・ベギリスタイン氏をフットボール・ディレクターにそれぞれ迎え入れたマンチェスター・Cは、バルセロナで両者と共に仕事をしてきた同チーム前監督のジョゼップ・グアルディオラ氏を、ロベルト・マンチーニ監督を解任した場合の最有力候補としてきた。しかし、グアルディオラ氏が来シーズンからバイエルンを率いることが決定したことで、マンチェスター・Cはターゲットをペジェグリーニ監督に変更したと見られている。そして、11日に行われたFAカップ決勝でウィガンに敗れ、今シーズンの無冠が決定したマンチェスター・Cは13日、マンチーニ監督を解任すると同時に、アシスタント・コーチのブライアン・キッド氏を今シーズンの残り2試合の暫定監督に任命したことを発表。これを受けたイングランドのメディアは、ペジェグリーニ監督の招聘が決定的になったと報じている。中でもイギリス紙『デイリー・ミラー』は、「ペジェグリーニ監督は、16日にマンチェスター・シティの経営陣と会談を持ち、契約合意に向けた詳細を詰める予定である」と踏み込んでいる。なお、ペジェグリーニ監督本人は、「マンチェスター・シティとは合意もサインもしていない」と噂を否定しながらも、オーナーを務めるカタール王族の気変わりにより財政問題が生じたうえ、それが原因となりUEFA(欧州サッカー連盟)から主催大会への参加を禁じられた現状を踏まえ、「誰もマラガを去りたくないが、状況がそれを許さないだろう」と述べ、自身も含めたスタッフや選手の退団を示唆している。(SOCCER KING)
マラガのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、今季終了時に同クラブを退団することで基本合意に達しているようだ。同監督は、関心が伝えられるマンチェスター・シティ行きにいよいよ近づいているのかもしれない。スペイン『アス』などが伝えている。ペジェグリーニ監督は、2015夏までマラガと契約を結んでいる。しかし、UEFAから欧州カップ戦出場禁止を命じられるなど、経営面に問題を抱える同クラブは、ペジェグリーニ監督や主力選手を維持するだけの資金を確保できないともいわれている。ペジェグリーニ監督は、今季終了時まで去就について明かさない姿勢を貫いている。同監督の契約解除金は400万ユーロ程度になるようだ。(Goal)
ファン・ニステルローイもコメント
マヌエル・ペジェグリーニ監督はイングランドで成功できる。ペジェグリーニは私がともにやった中でも最高の監督の一人だった。すごい戦術家だけど、マンチーニのようではない。彼は常にチームと話し合っていくタイプで、若手に多くのチャンスを与える(Goal)