シティには絶対的なワル、バッド・バロがいるが
CEOだってバッド
マンチェスター・シティのギャリー・クックCEOが、クラブを去ることになった。シティは9日、クラブの公式サイトで、同CEOの辞任を発表している。事の発端は、DFネダム・オヌオハの代理人を務める母、アンソニアさんとの電子メールだった。アンソニアさんはがんを患って闘病生活が続いているため、クラブに交渉ができないと伝えたそうだ。CEOを務めていたクック氏は、クラブの運営部門責任者であるブライアン・マーウッド氏に宛てて送るつもりだったと思われるメールをアンソニアさんに送信。その内容が、がんを嘲笑する内容だったということで、アンソニアさんがクラブに抗議をした。シティはこの件について内部調査を行ったところ、クック氏はハッキングされたと主張。しかし、アンソニアさんのクレームの根拠が見つかったようで、会長が謝罪する騒動に発展。クック氏は辞表を提出し、取締役会が承認した。シティは9日、クラブの公式サイトで、クック氏の功績を称えると同時に、辞任を発表。同氏は、「マンチェスター・シティで働くことができたことをうれしく思っています。この決断に至ったのは、それがクラブにとって最良の方法だと思ったからです。ロベルト(・マンチーニ監督)とチーム、そしてファンの皆様の幸運を祈っています」とコメントを残した。(Goal)