190億円でネーミングライツを考える - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2011/02/25
190億円でネーミングライツを考える

190億円でネーミングライツを考える
すごい金額だがシティの金持ちっぷりを考えるとどうか

シティ幹部は10〜15年という権利期間で、1億5000万ポンドの収入を望んでいるという。まずお手本としたのはアーセナルのやり方だという。アーセナルは2006年から21年までの契約で、エミレーツと1億ポンドの契約を結んだ。関係者は「シティはアーセナルと同程度の長期契約を目指している」と話す。「15年ほどの契約で、巨額を手に入れたいようだ」としている。シティの商業部門のボスは、中東から極東も含めた世界中の大会社を回って、セールスをかけているらしい。クラブのユニフォームスポンサーであるUAEの航空会社のエティハドは、スタジアムスポンサーの筆頭候補でもあるようだ。クラブトップのギャリー・クック氏らは、ネーミングライツの売却で収入増を図るとともに、UEFAによって導入されるフィナンシャル・フェアプレーのルールにも抵触しないようになることを目論んでいる。シティは最近の決算で、プレミアリーグ史上で2番目の額となる1億2100万ポンドの赤字を計上している。ただし、スタジアムがマンチェスター市議会の所有であることが、少々ネックになるかもしれないという。前述の関係者は、「アーセナルはエミレーツと取引を締結することによって、資金を手にするとともに、エミレーツ・スタジアム建設にも回すことができた。これを見たシティは、アーセナルが結んだ年間670万ポンド以上の契約ができると踏んでいる。特に、プレミアリーグというブランドは世界的になっているからね」と話している。(Goal)

update: 2011年2月25日11:42 pm