いろんなクラブが狙っていたゼコがいよいよ獲得決定
34億とも39億円とも言われる移籍金を冬に出せるのはシティだけ、か
背番号は10
マンチェスター・シティは7日、クラブの公式HPを通じて、ヴォルフスブルクからFWエディン・ゼコ(24)を獲得したことを発表した。選手は4年半の契約にサイン。背番号は10に決まっている。メディカルチェックをパスした後のゼコが、次のようにコメントを残した。「昨年夏に移籍が話題になってから、長い時間が掛かった。今日まで、ヴォルフスブルクが僕を売りたがらなかったんだ(笑)。飛び交った噂は多すぎたね。でも、僕の頭ははっきりしている。僕はいつも、シティに最も興味を持っていた。シティは今シーズン、うまくやっている。テレビで何度も試合を見たよ。もう噂は終わりだ。これから、自分のベストを尽くしていきたい」「みんなはシティでたくさんのお金をもらうと言っているけど、大事なことじゃない。野心の問題だよ。マンチーニ監督と話をした。『君にとって、最高のクラブだ』と言われたんだ。テレビの中の存在だったテベスやトゥーレなどと同じチームだし、ボアテングやコンパニのように、これまでに一緒にやったことのある選手もいるね」「クラブがなぜ僕にお金を出したのか、ファンにはそれを示したいと思う。周囲はゴールを期待している。もちろん、僕はゴールを決めたい。でも、一番の狙いはチームの成功だ。自分のスキルについて話したくないね。それは周りが判断することさ。でも、自分のクオリティーは分かっている。フィットしているときは、恐れるものはないね」(Goal)
マンチェスターC(イングランド)は現地時間7日、ヴォルフスブルク(ドイツ)からボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(24)を獲得したことを発表した。契約期間は4年半。移籍金は明らかにされていないが、英メディアの報道では3000万ポンド(約38億7000万円)にも及ぶようだ。ロイター通信が報じている。昨季22得点でブンデスリーガ得点王に輝き、その前年もリーグ2位の26得点を記録しているジェコ。今季もチームが17試合を消化して13位と低迷するなか、10得点を挙げており、その高い得点能力を証明している。「誰もがシティについて、その豊富な資金力を話題にしているがそれだけじゃない。このクラブには野心があるし、(ロベルト・)マンチーニ監督は“君にとって最善のクラブ”と僕に言ってくれたんだ」「シティはプレミア制覇を目指しているし、それは僕の望みでもあるんだ」また、前線でコンビを組むとみられるFWカルロス・テベスらチームメイトについて、同選手は「彼らは、僕の目標達成の助けてくれる存在となるだろうね。なぜこのクラブが僕に大金を使ったかをファンに証明したい。みんなゴールを期待していて、僕も決めたいと思っているけど、何よりもまずチームの成功に貢献したいね」とコメント。新天地での活躍を誓った。かつてドイツ・ブンデスリーガでジェコと対戦した経験があり、今度はチームメイトとなるDFイェローメ・ボアテンクは「ジェコはすべてを兼ね備えている。右足、左足、そして頭でもゴールをねらえるんだ。彼は非常に強いストライカーだし、質の高い選手だよ」とコメント。同選手の能力の高さを絶賛している。(ISM)
マンチェスター・シティは7日、ボスニア代表FWエディン・ジェコ(24歳)をヴォルフスブルクから獲得した。契約は4年半で、開いていたナンバー10のユニフォームを着ることになる。日曜日のFAカップ対レスター戦の選手登録には間に合わなかったが、来週土曜日のホームでのウルヴス戦ではデビューを飾ることだろう。ジェコは公式サイトで、「シティにはずっと魅力を感じていた。昨年夏から移籍話があったが、ヴォルフスブルクは今日まで僕を売ろうとはしなかったんだ。いろいろ噂が新聞を飾ったけれど、僕の頭はいつもクリアだった。考えすぎるってことはあまりよくないし、プレーにも影響する」と話した。「シティはプレミアリーグの首位を争っている。それこそ僕の求めていることだ。テレビで見たことのなかったカルロス・テベスやヤヤ・トゥレなどの選手と一緒にプレーするのはワクワクするよ。もっといい選手になりたいという僕の目標を彼らが手助けしてくれるだろう」(FOOTBALL WEEKLY)