テベスのごたごたを12.13〜12.18までの記事のまとめ
(12.18の記事)
12日に書面での移籍希望をクラブに提出したテベスは、16日に行なわれたヨーロッパリーグのユヴェントス(イタリア)戦に招集されなかったものの、チーム練習には参加している。同選手は一部のクラブ幹部との関係が「修復不可能」な状態にあることに加え、チームがチャンピオンズリーグの出場権を獲得できなかったことで退団の意志を固め、今夏にクラブを去ることを考えていたことを明かしていた。(ISM)
クラブ幹部のブライアン・マーウッド
我々はテベスがクラブの将来に向けて大きな役割を果たしてくれると考えている。それは彼が移籍希望を出す前もあとも変わらない。彼はチームメイトからの人望が厚く、ファンからの人気も高い。我々はカルロスがこのクラブに残ってくれると期待を持っている(ISM)
リチャーズ(12.18の記事)
マンチェスター・シティDFマイカー・リチャーズは、チームメートのFWカルロス・テベスが今シーズン終了まで移籍しないと考えている。テベスはクラブに移籍を志願しているが、ロベルト・マンチーニ監督が説得にあたっているところだ。リチャーズは指揮官を信じており、テベスが残留を決断すると期待している。「とりあえず、今シーズン終了までカルロスが残ると信じているよ。リーグ戦ではうまくやっているところだし、ヨーロッパリーグもグループ首位で決勝トーナメントに進んだ。僕たちはよくやっているよ。そのチームの中で、彼は大事な選手なんだ」「カルロスはこれまでと何も変わっていない。すごく明るいヤツで、いつも笑って冗談ばかり言っているね。シティでのプレーに影響があるとは思わない」(Goal)
マンチーニ(12.16記事)
まだ彼とは話していない。彼は我々の選手であり、彼が我々のためにプレーを続け、ゴールを決め続けることを願っている。彼とは17日に話をする。落胆しているよ。我々は良い時期にあり、順位も良く、それに集中しなければいけないんだ。テベスと話したい。彼の契約はまだ3年半残っているんだ。(ISM)
マンチーニ(12.16記事)
クラブに移籍希望を伝え、衝撃を与えたテベスだが、マンチーニ監督は17日に話し合うことでテベスが考えを変えることを期待している。私は、一つの考えは常に変えることができると思っている。彼が不満だとは思わない。そうは思わないよ。今シーズンは我々にとって重要なシーズンだ。クラブの歴史を変えることができる。我々のグループで、カルロスは重要なプレーヤーなんだ。彼が残ることを望んでいる。今シーズンはともによく働いてきた。彼が不満だとは思わないが、おそらく別の理由もあるのだろう(Goal)
ヴィエラ(12.16記事)
選手はこのことに触れないよ。ここ数日のカルロスも、最初のシーズンもカルロスも一緒だ。(Goal)
ちょっとアレなテベス代理人のジョオラビシアン
(昨夏)彼はクラブが次のステップへ進むことを願いつつ、CLに出場しないままもう1年プレーを続けることを決めてサインをした」とコメント。「昨季終了後、カルロスは少し落胆していたんだ。CL出場権を逃したからだよ。自分が想像していたような、以前と同じ方向にクラブが向かっていないと感じていた。それで夏にチームを去ることを望んでいたんだよ(ISM)
おいジョオラビシアンCL出場権獲れなかったってテベスにも責任あるぞ
リチャーズ(12.15の記事)
カルロスの件でたくさんのことをしゃべることはできない。彼はトップの人間だけど、起きていることがある。ボス(ロベルト・マンチーニ監督)は、しっかりとチームをコントロールするよ。僕たちは次の試合に集中している。カルロス以外に、多くの選手が出たり入ったりするところを見てきた。でも、カルロスがいなくなったら、大きな痛手だよ。ダニー(リチャード・ダン)やスーパーマン(スティーブン・アイルランド)がいなくなったときと同じような感じになると思うよ(Goal)
12.14の記事
マンCサイドは、今回の騒動がテベスの代理人であるキア・ジョオラビシアン氏によって仕組まれたものであり、契約条件の見直しが目的であると推測しているようだが、テベス自身は移籍志願は金銭目的ではなく、離婚した妻とともに母国へ帰国した2人の娘と一緒に暮らすことにあると強調している。さらには、昨シーズンからうわさされているロベルト・マンチーニ監督との確執も原因の1つと言われている。(スポーツナビ)
テベス(12.14記事)
しばらく前から感じていたことで、長い時間をかけて考えてきた。今は頭をすっきりさせる必要がある。これはキャリアの重要な局面だからだ。僕の気持ちは変わらないし、こういう状況になったのは遺憾だよ。一部の役員や関係者と僕の関係は壊れてしまった。今ではもう修復不可能だ。現時点ではこれ以上明らかにしたくない。僕は彼らと話したから、彼らは分かっているはずだ。個人的にマンチーニ監督と問題がないことを明確にしておきたい。(ISM)
クラブ(12.14記事)
シーズン中に契約更改について交渉はしないという方針に従い、これは認められなかった。カルロスの5年契約はあと3年半残っており、彼はクラブで最も高額な報酬を得ている選手だ。(ISM)
匿名人物(12.13の記事)
カルロスは移籍要請の手紙を書いた。だが、チームで最大限の努力は続ける。彼はこのクラブのためにプレーすることを誇りに思っており、キャプテンでいることを名誉に感じているんだ。だが、監督ともう働けないんだよ。カルロスはファンとマンスール(オーナー)に多大なる敬意を払っているが、もうシティにはいられないところに来た。1月にはマーケットが開くし、彼はすぐに出て行きたがっている。それが無理なら、夏の移籍だ。確実なのは、カルロスが来シーズン、もうシティの選手ではないということだよ」(Gazzetta.it.)