イタリアに復帰するのだろうと思われているベナティア
しかし本人はバイエルンにいる気で
ルンメニゲからの慰留も喜んでいる
そしてアンチェロッティ就任はベナティアに味方する
バイエルン・ミュンヘンDFメフディ・ベナティアが、イタリア行きの噂について言及した。モロッコ代表DFはドイツ『キッカー』で、昨年イタリアへ移籍する可能性があったことを認めながらも、「残ったことをうれしく思っている」と語った。2014年夏にローマから加わったベナティアは、バイエルンで度重なる負傷に苦しみ、レギュラーの座を確保できていない状況が続いている。特に今シーズンは2度にわたり2カ月以上の離脱を余儀なくされ、さらに先月末から先週までも戦列から離れていた。バイエルンでは定位置を奪取できていないベナティアだが、最近ユヴェントスからの関心が盛んに取りざたされている。そんななか、ドイツ『キッカー』のインタビューに応じた本人は、移籍の噂に多少うんざりした様子で次のように強調している。「周囲の人々は毎週、僕に関する新しいストーリーをつくっているんだ。疲れるよ。(チャンピオンズリーグでのベンフィカ戦前)チームとともにリスボンに向かわなかったのが、僕がパスポートを忘れたからとも伝えられた。どうしてそういうことを伝えるんだ? バカげているよ」「バイエルンとの契約をまだ3年残している。バイエルンが僕が去ることを望めば、仕方がない。だが、バイエルンが僕を残すことを望めば、僕はここに残る。このクラブのみんなは僕のプロ意識が強いことを知っている。僕は問題を起こしたりしないよ」バイエルンでの日々には、満足しているようだ。「去年はイタリアの非常に大きなクラブに移籍する機会があった。だが(CEOのカール=ハインツ・)ルンメニゲに『必要なので、残ってくれ』と言われたんだ。僕は残ったことをうれしく思っている」(Goal)