DFが負傷者だらけになり冬に獲得したタスキ
練習初日に負傷とっけちが付いたタスキ
11億円・・・買い取りは難しいか
1月の移籍市場でバイエルンに加わった元ドイツ代表DFザーダール・タスキが、早くも新天地で厳しい状況に追い込まれている。ドイツ誌『キッカー』日本語版が伝えた。バイエルンは相次ぐ負傷者に見舞われていたが、ドイツ代表DFジェローム・ボアテングの復帰時期が4月中旬となる見通しが立ち、さらにスペイン代表MFハビ・マルティネスの代表ウィーク後の復帰が期待されるなかで、さらに厳しい状況へと追い込まれることになるのがタスキだ。ドイツ代表経験もある、元シュトゥットガルト主将は、相次ぐセンターバックの離脱により今冬にバイエルンに加入したものの、ここまでブンデスリーガ第22節のダルムシュタット戦以外、全く出場機会を得られていない状況だ。チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は「当然、我々がこの3年間で築いてきたものを実践するのに、ある程度の時間がかかる」と説明し、出場機会を得られないタスキを擁護。さらに「彼のことは気に入っているよ」ともコメントした。タスキのレンタル契約には、900万ユーロ(約11億3000万円)の買い取りオプションがつけられているが、果たしてこのオプションは行使されることになるのか。残り7試合でタスキがどこまで挽回できるかにかかっている。(SOCCER KING)