ダグラス・コスタ・ショーばりに大活躍
最初の動きからスピードと力強さは確かにリベリーの後釜にはいいかもしれない
PKも外さずアシストもし最初から最後まで良かった
他はかなり微妙
移籍の噂が絶えないデ・ブルイネが
よく通すなあというパス連発だったりで結局PKで敗北
ビダルもデビューし最初からがんがん行きPKも成功
コスタ、ビダルの獲得は金額に見合いそうだという確認はできた
対戦相手 | 8.01:バイエルン vs ヴォルフスブルク(ドイツ・スーパー・カップ)1-1(PK)× |
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得点 | 49:ロッベン |
GK | ノイアー |
DF | ラーム、ボアテング、ベナティア、アラバ |
MF | ロッベン、チアゴ、シャビ・アロンソ、ミュラー、コスタ |
FW | レヴァンドフスキ |
交代 |
72:レヴァンドフスキ >>> ラフィーニャ 74:チアゴ >>> ビダル 84:ミュラー >>> ゲッツェ |
ベンチ | ウルライヒ、ローデ、キミッヒ、ベルナト |
1日に行われたドイツスーパー杯でボルフスブルクと対戦したバイエルンはPK戦の末に4-5で敗れて、タイトルを逃した。後半4分にMFダグラス・コスタのグラウンダーのクロスの流れから、最後はFWアリエン・ロッベンが決めてバイエルンが先制。その後、追加点こそ奪えなかったものの、ボルフスブルクの反撃をしのぎ、試合は終盤に。しかし、このまま逃げ切るかと思われた同44分にFWニコラス・ベントナーに同点ゴールを許すと、PK戦の末に4-5で敗れた。クラブ公式ウェブサイトによると、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は「言うまでもなくブンデスリーガ、ポカール、チャンピオンズリーグが大切だ。ただ、タイトルはタイトルに違いなく、残念だ」と悔しさを表している。(ゲキサカ)
グアルディオラ監督就任後2年連続でドルトムントに敗れ、三度目の正直でタイトルを目指したバイエルンと、昨季のブンデスリーガでバイエルンに4対1と大勝した経験のあるヴォルフスブルクの一戦。試合は49分にロッベンが決めてバイエルンが先制すると、そのまま1対0で推移し、バイエルン優勝の色合いが濃くなる。しかし今季もバイエルンの好敵手でありたいヴォルフスブルクは89分、中央から右サイドにロングボールが渡ると、デブルイネのクロスに走り込んだベントナーがネットを揺らし、同点弾をマークする。1対1で規定時間を終えて臨んだPK戦では5人全員が決めたヴォルフスブルクに対し、バイエルンは2人目のシャビ・アロンソのキックがGKカステールスのアクロバティックなセーブに阻まれて失敗に。この結果、PK戦5対4でヴォルフスブルクが戴冠を果たした。試合後、主将のDFラームは「試合を決め切ることができず、最後にその報いを受けた」とコメント。追加点を奪って突き放すことができなかったと述べた。(ISM)
試合は序盤からバイエルンがペースを握る。8分、ショートコーナーからシャビ・アロンソがクロスを入れると、チアゴ・アルカンタラが頭で触った。最後はこぼれ球を拾ったジェローム・ボアテングがシュートを放ったが、クロスバーに阻まれてしまう。一方、ヴォルフスブルクもケヴィン・デ・ブライネを中心にチャンスを作ったが、GKマヌエル・ノイアーの壁を破ることはできず、0-0で前半終了を迎えた。
後半開始早々にバイエルンが先手を取る。49分、左サイドのドウグラス・コスタが敵陣深くまで切り込み折り返しのボールを送る。ゴール前のロベルト・レヴァンドフスキはボールに触れることができなかったが、カステールスがキャッチしきれずにボールがこぼれると、最後はアリエン・ロッベンが左足ボレーで蹴りこみ、バイエルンが先制に成功する。
その後もバイエルンが試合を支配。74分には新戦力のアルトゥーロ・ビダルがバイエルンでのデビューを飾った。このまま1?0でバイエルンの勝利かと思われた89分、ヴォルフスブルクがラストチャンスを生かす。カウンターから右サイドのデ・ブライネへスルーパスが送られる。デ・ブライネがダイレクトで中央へ折り返すと、ニアに走りこんだのは途中出場のニクラス・ベントナー。右足シュートがノイアーのニアサイドをぬき、ヴォルフスブルクが同点に追いついた。試合は延長でも決着がつかず、PK戦に突入する。バイエルンは2人目のシャビ・アロンソが中央に蹴ったシュートをGKカステールスにセーブされてしまう。ヴォルフスブルクは5人全員が成功させ、DFLスーパーカップ初優勝。一方のバイエルンは3シーズン連続で同大会準優勝に終わった。(SOCCER KING)
この試合ではまた、バイエルンの名選手フランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏の息子で、前日1日に病気のため46歳でこの世を去ったシュテファン・ベッケンバウアー(Stefan Beckenbauer)氏を悼み、両チームの選手が喪章をつけてプレーした。(AFPBB News)
グアルディオラ
グアルディオラ監督はドイツ『ZDF』のインタビューで、次のように試合を振り返った。「ヴォルフスブルクはピッチの幅を広く使ったダイレクトプレーを見せるので、簡単な相手ではない。スーパーカップとはいえ、タイトルに変わりはないから勝ちたかったよ。残念だ。最初の25分間は良いチャンスを作り出せていたが、生かすことができなかった」「そして、1分ですべてが変わったんだ。PK戦では常に、どんなことも起こり得る。それでもパフォーマンスは良かったし、勝つために自分たちのすべてを出したよ。シーズンは始まったばかりだし、当然まだ時間が必要だろう」グアルディオラ監督は今回の敗戦で、ヴォルフスブルクへの警戒感を強めている。それでもブンデスリーガ優勝の自信は失っていないようだ。「ヴォルフスブルクがブンデスリーガ優勝を争う最大のライバルだが、ほかにも良いチームがある。でも、ここから巻き返して優勝を狙うよ。過去にブンデスリーガ4連覇を達成したクラブはないが、我々にはそのチャンスがあるんだ」(Goal)
ノイアー
センタリングの素晴らしさと、ベントナーの合わせ方がうまかったのは認めなければいけない。でも、毎日起こるようなことじゃないことが、終了間際に起こってしまったのは腹立たしいよ(Goal)
ボアテング
僕たちの方が断然良いプレーを見せていた。もっと早く試合を決めなければいけなかったんだ。不運にもこのような結果になってしまった。ヴォルフスブルクには運があったね。いずれにしても、終了間際にあんなゴールを決められてはいけない(Goal)
ロッベン
とてもがっかりしている。でもこれもサッカー。一分間が試合を変えることもある。終わったあとは、批判的に分析する必要がある。チャンスはあった。2点目を決めていれば勝負はついていた(公式サイト)
ヘッキング(ヴォルフスブルク監督)
スピーディーな、本当に素晴らしいスーパーカップだった。バイエルンは、決定的なチャンスも幾つかあり、チャンスの数では上回っていただろう。だが総合的には、私のチームが良いゲームを見せてくれた(公式サイト)
ケヴィン・デ・ブライネ
なんとかゴールを奪おうと、いろいろと試行錯誤した。最後の最後で運が味方してくれた(公式サイト)