ワールドカップで見たあのスプレー
バニシングスプレーがブンデスでも登場
ブレーメン戦で出てくるか
シーズン開幕前、1部・2部の運営を行うドイツサッカーリーグ機構(DFL)が導入を希望していたバニシングスプレー。ドイツサッカー連盟(DFB)側は審判にスプレーの取扱いなどのトレーニングが必要と考えたため、10月中旬からの採用を検討していた。しかし9月末には安全、技術、証明サービス企業のテュフ・ラインラント社が、そのスプレーの検査結果を公表し、さらなる延期の可能性が浮上した。同社はスプレーにはホルモンに影響をきたす可能性を持つパラベンが含まれていることや、非常に強い可燃性であることを示すハザードシンボルが貼られていないことなどを指摘していた。だが、DFB審判部署を率いるルッツ=ミヒャエル・フレーリッヒ氏によれば、これら問題に関しては解決したという。ドイツ『sid』に対して7日、同氏が次のように話している。「法的な手続きはすべてクリアとなった。スプレーの採用に関する条件は満たされている。採用しない理由は、もう存在しないということだ」(Goal)
FKのポイントや壁の位置を示す際に用いられるバニシングスプレーに関して、ブンデスリーガでも使用できる状況が整ったと、ドイツ紙『ビルト』が報じている。ブンデスリーガではシーズン開幕前にバニシングスプレーの導入が決定しており、当初は年明けからの使用が有力と見られていた。また、可燃性の強い製品であることを示す表示がないことなども指摘されており、使用開始には一定の期間が必要と考えられていた。しかし、DFB(ドイツサッカー連盟)審判部門のルッツ・ミヒャエル・フレーリッヒ氏は「法的に問題はなくなった。使わない理由がない」とコメント。また、「スプレーは10月18日、19日の試合で使用できる」と述べ、インターナショナルウィーク明けの試合から使用可能になることを明かした。(SOCCER KING)