リベリーがワールドカップ欠場
一時は良い感じになったのだが
バロンドールがだめでワールドカップでホンモノは誰だの活躍を見せたかったが
フランス『レキップ』やイギリス『スカイ・スポーツ』によれば、腰の痛みで戦列を離れているリベリ、太ももを負傷したグラニエの代わりにMFレミー・カベラ(モンペリエ)とモルガン・シュネデルラン(サウサンプトン)がキャンプ地に追加招集されたようだ。ディディエ・デシャン監督はリベリの離脱を次のように説明している。複数メディアが伝えた。「リベリは、合宿の当初回復しているように見えた。検査の結果も良好だった。彼には特効性のある治療を行い、改善の兆しを見せた。休養日にもトレーニングして、インテンシティーを取り戻していたんだ」「今朝、彼をチーム練習に合流させたが、強い痛みが生じたために中止せざるを得なかった。その後、再び検査をしたところ、症状の悪化が見られた。練習や試合の出場が不可能だと判断した」(Goal)
フランス代表のデシャン監督は6日、FWフランク・リベリ(31=バイエルン・ミュンヘン)が腰痛のためW杯を欠場すると発表した。シーズン終盤から痛みを訴えていたリベリは代表合流後も練習に参加できず、親善試合を2戦とも欠場。指揮官はこの日午前の練習で痛みがひどくなったためW杯への帯同を断念したと説明し「覚悟していたが、とてもつらい」と話した。ウイングとして世界トップレベルの攻撃力を誇るリベリは「今回が最後のW杯」と意気込んでいたが、フランスにとってあまりに大きなエースの離脱となった。(スポニチアネックス)
フランス代表として80試合に出場して16得点を記録しているリベリは、所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で度重なる負傷に悩まされていた。デシャン監督は記者会見で、「われわれは今週、彼のトレーニングのレベルを徐々に上げてきたが、チーム練習に加わる前の今朝のトレーニング中に腰に激しい痛みが生じた。検査の結果、残念ながら腰の問題が悪化したことが確認され、練習も試合への出場もできないことに疑問の余地はなくなった」と発表している。(AFP=時事)
ここ数週間背中の負傷に悩まされていたリベリーは、直近の国際親善試合2試合を欠場しており、W杯へ向けて状態が懸念されていた。それでもデシャン監督は今週、「回復の良い兆候が見られた」とコメント。8日に行なわれるジャマイカとのテストマッチには戻れるとの見通しだった。しかし、リベリーは6日の午前中に自主トレを行なっている最中に、痛みが再発。これからチームに合流しようというところでその願いが叶わなくなり、残酷なタイミングでの離脱となってしまった。チーム最高のアタッカーで中心選手であるリベリーの離脱は、フランスにとって大打撃。ブラジルへの出発を3日後に控え、デシャン監督は緊急に戦術を考え直さなくてはならなくなった。同監督は「状態が100%のリベリーがいれば、間違いなく我々はもっと強いチームになれた。しかし、彼が不在でも戦えるように取り組まなくてはならない」と同選手の離脱を嘆きながらも、切り替えていくしかないと述べている。(ISM)