出場時間の短さに文句も言わず
出た短い時間でもきっちりと仕事をするピサーロ
当然の契約延長
2001年から2007年にもバイエルンでプレーしたピサロは、チェルシー(イングランド)、ブレーメン(ドイツ)でのプレーを経て2012年にバイエルンに復帰。昨季は主に終盤の途中出場での起用ながら、リーグ戦17試合で10得点を記録。シーズン終盤にFWマリオ・マンジュキッチがペップ・グアルディオラ監督の信頼を失うなか、貴重なオプションとしてリーグ優勝に貢献した。同クラブでは通算370試合に出場しているほか、外国人選手としてはブンデスリーガ歴代最多の176得点を記録している。バイエルンのCEO(最高経営責任者)であるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は「クラウディオは今季、相手ゴール前で自身がどれ程危険な存在であるか、チームにとってどれだけ重要な選手であるかを再び証明した。彼の能力に引き続き頼ることができて嬉しいよ」と、同選手の働きを評価し、契約延長を喜んでいる。(ISM)
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は、クラブがリーグとドイツカップ(German Cup 2013-14)の国内2冠を達成した直後、「クラウディオは、自身がゴールの前でどれだけ恐ろしい存在なのか、そしてチームにとってどれだけ重要なのかを再び証明した」と話した。「これからも彼を頼りにすることができるのは非常に喜ばしい」ピサロは、バイエルンの今季得点ランキングでマンジュキッチ、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)、そしてアリエン・ロッベン(Arjen Robben)に続く4位につけ、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)らと並んだ。統計的に見れば、ピサロは出場時間53分ごとに得点もしくはアシストを記録しており、最も効率的な選手ということになる。(AFPBB News)
2014年6月30日で契約が切れる予定だったピサーロは新しい契約にサインをし、以下のように語っている。「もう1年バイエルンでプレーできることを、とても誇りに思っている。僕にとってバイエルン以上のクラブはこの世界にない。ここは信じられないような選手たちが集まっていて、僕らは一緒にプレーを楽しんでいる。来シーズンもがんばるよ」また、カール・ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長は「今シーズン、クラウディオはまた得点能力を示し、チームにとってどれだけ重要な存在かを証明した。まだ彼の能力に頼ることができ、非常に嬉しく思うよ」とコメントしている。(SOCCER KING)