グアルディオラがヘーネスに感謝
最強バイエルンを作った重要人物ヘーネス
そのヘーネスがどれだけ素晴らしいかグアルディオラが語る
避けては通れない話題について、グアルディオラ監督は自ら話し始めた。ドイツ『AZ』が会見の様子を伝えている。「今日(の会見)は、私にとって難しい。ここに来てからまだ9カ月しか経っていない。気持ちをうまく表現するために、ドイツ語をもっと話せていたらと思う。ここに来てから9カ月だが、その間だけでも、ウリ・ヘーネスがこのクラブにとっていかに重要な人物かを感じた」「彼のような人格者がいなければ、世界最高レベルに入るこのクラブは実現していないだろう。彼はここに40年間もいたんだ。クラブのすべてが彼のおかげだよ。(クラブハウスがある)ゼーベナーシュトラーセで多くのスタッフと話してきたが、ウリに対する想いが伝わってきたね」「彼は我々の尊敬の気持ちに値する。短い期間だが、彼とはものすごくうまく仕事ができた。親友だし、これからもそうあり続ける。またクラブに戻って、我々を助けてもらいたい。ウリから習ったことを、我々は維持していく。これで全部だ。この件については、これ以上話したくない」(Goal)
ヘーネス氏は、2850万ユーロ(約40億円)の所得をごまかしたとして、ミュンヘン(Munich)の裁判所で禁錮3年6月の判決を言い渡されると、それから24時間も経たないうちに役職を辞任した。獄中での生活はこれから始まることになるが、バイエルンはすでに本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)でヘーネス氏の帰りを待ち望んでいるという。バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「このクラブは世界でも有数のクラブで、それはウリ・ヘーネスの人間性によるものだ」と語った。「彼はわれわれの尊敬に値する。いつか戻ってきて、われわれに力添えしてくれることを願う」(AFP=時事)