バイエルンの1強になってしまったブンデスリーガ
ゲッツェ、さらにレバンドフスキも獲得し
対抗のドルトムントもこれでは厳しい
ただチアゴやハビ・マルティネスと外からも大物を獲っている
ドルトムントに世界レベルがいたということ
ドルトムントのCEO(最高責任者)を務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏は1月、「バイエルンは我々のチームを破壊したいようだ」と、不満を漏らしていた。そして同氏は今週、『Frankfurter Allgemeine Zeitung』に対し「今の状況はブンデスリーガにとって有益ではない」「ドイツではこの30年から40年の間、バイエルンと同じようなプラットフォームを構築できたクラブは存在しない。バイエルンがやっていることは非難されることではないし、ビジネスの世界ではライバルに勝つための手段にすぎない。しかし、バイエルンと、我々を含めたそのほかのチームとの差は非常に大きいものになっている」と、自身の見解を示した。(ISM)
ドイツサッカーリーグのクリスティアン・サイフェルトCEOは「現時点では、バイエルンが図抜けている。こうしたことはたまに起こるが、これがずっと続くわけではない」とコメント。また、さまざまなクラブがリーグ優勝を果たした2004年から2011年に、ドイツ勢がCLで結果を残せなかったことに触れ、「この職についてから最初の8年、私はなぜドイツ勢がCLで勝てないかを尋ねられたよ。今ではそれを勝つことができたが、まだ満足していない人もいるようだ」と述べ、現状に特に問題があるとは考えていないとの見解を示した。(ISM)