2.19:vs アーセナル(CL:A) - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2014/02/21
2.19:vs アーセナル(CL:A)

0219
2.19:vs アーセナル(CL:A)2-0○

■交代
46:ボアテング >>> ラフィーニャ、65:マンジュキッチ >>> ミュラー、79:チアゴ >>> ピサーロ
■得点
54:クロース、88:ミュラー

やっぱり難敵だったアーセナルをアウェイで2-0で勝利
もうほとんどもらった
PKを両方が失敗、GKのレッドカードで退場と
なかなか派手な試合になった。

マンチェスター・シティ vs バルセロナの試合でも
ジャッチをめぐって激怒する監督
ヴェンゲルもペジェグリーニも知的で素晴らしい大人
その大人がこれ以上無いくらい怒りまくる
さすがチャンピオンズリーグ

前半8分、MFエジルのPKをGKノイアーが右手1本ではじき出しピンチを逃れたBミュンヘンは同37分、MFロッベンが相手GKシュチェスニに倒されてPKを獲得した。シュチェスニは一発レッドで退場。しかし、DFアラバのキックは左ポストをたたいて失敗。前半は0-0で折り返した。数的優位に立ったBミュンヘンは後半9分、右サイドのDFラームのパスをMFクロースが右足でダイレクトシュート。これが綺麗にカーブを描いてゴール右上に飛び込んでついに均衡を破った。さらに同43分、右サイドのラームのクロスを交代出場のFWミュラーがダイビングヘッドを決めて2つ目のアウェーゴールを奪った。アーセナルFW宮市亮はベンチ入りしなかった。(日刊スポーツ)

グアルディオラ

世界最高のGKが実力を発揮してくれて助かった。エジルがPKを外した後は、我々がボールを保持して試合をコントロールできた(スポニチアネックス)

ロッベンに対するPKがあってから、我々はより良くプレーできた。退場は明らかだったよ。テレビでも確認したし、規則では最後の守備者であればレッドカードが出されることになっている。それが違いとなったね。最初の10分間は彼らに多くのチャンスがあった。彼らは非常に素晴らしかったよ。だが、それから我々が彼らを上回った。我々が幸運なのは、世界最高のGKを擁していることだ。彼(クロース)のパフォーマンスは信じられないくらいだったね。私は満足しているよ。彼の残留? イエス。誰もが彼の残留を願っている(Goal)

難しい相手に対して、大きな結果を出すことができた。ネガティブだったのは最初の15分間だけだ。ポゼッションがなく、良いプレーも見せられなかった。序盤は、この非常に優れた相手チームに対して、ボールをキープできなかったんだ。エジルがPKを外した後、試合をうまくコントロールでき、試合(の流れ)をひっくり返すことができた。もちろん、1人少ないアーセナルにとっては簡単ではなかった。我々は我慢強くプレーできていた。準々決勝に進む大きなチャンスだ。(ホームでは)ファンが助けてくれるので、我々が勝ち抜けると信じているよ(Goal)

非常に難しい相手に対して、非常に大きな結果を残した。唯一のネガティブな点と言えば最初の15分間だ。ボール支配なしでは良いプレーはできない。それがまさに最初の15分間だった。その時間帯で、とても良いチームに対してすぐにボールを渡してしまった。エジルのPKの後は、より試合をコントロールできるようになった。もちろん数的不利になったことはアーセナルにとって簡単なことではなかった。我々は辛抱強く戦えたし、残りは良かったよ。準々決勝進出に向けて大きな可能性を手にした。ホームでファンのサポートがあれば、それを達成することはできるだろう(SOCCER KING)

ラーム

15分から20分くらいに主導権を握り支配して、さらに決定機も演出できたね。ラストパスを常に見つけることができなかったところは、反省しなければいけない。アーセナルは非常に密集したブロックを作っていた。突破のためのセカンドレグの条件は非常に良い。しかし、昨シーズンのことからも警戒している。一瞬のうちに状況が変わってしまうと、その場にいた選手はわかっている。だから、ホームでも再び集中して、スタートから全力を尽くさなければならない。アグレッシブで技術のある相手に、少しでもスピードを緩めて後ろでパスを回そうとすると難しいね(SOCCER KING)

いつもアーセナル戦は難しい試合だ。今日は特に序盤でそれがわかったと思う。この結果には満足できるよ。15分から20分くらいたってから、試合の主導権を握り、支配して、さらに決定機も演出できた。それでも、ラストパスを常に見つけることができなかったところは、反省点だと思う。アーセナルはとても密集したブロックをつくっていたね。初戦突破するための第2戦へ向けた条件はとても良いよ。それでも、去年のことからも警戒はしている。一瞬のうちに状況が変わってしまうことを、その場にいた選手はわかっている。だから、ホームでも再び集中して試合に臨み、最初から全力を尽くさなければならない。アグレッシブで技術のあるチームを相手に、少しでもスピードを緩めて後ろでパスを止めようとすると難しくなる(ゲキサカ)

ノイアー

「メスト(エジル)のPKの蹴り方は分かっていた。最後までGKの動きを見てからコースを決めるんだ」とノイアー。エジルが2歳年下だが、2人は20年来の親友。同じドイツのゲルゼンキルヘン出身で幼少期には同じ地元チームでプレーし、同じ学校にも通った。性格やプレーだけでなく細かい癖まで知り尽くしていることが、ビッグセーブにつながった。(スポニチアネックス)

ルールを再検討するべきだよ。GKとしての観点では、レッドカードには批判的にならざるを得ない。チームはPKを取られたことですでに罰せられているのだから(Goal)

序盤は少し運が良かったよ。彼の助走を知っている。時間をかけて、助走の時にどこへ蹴るかを考えているんだ。だから、(ボールが蹴られる)ぎりぎりまで待たなければならない。左隅に蹴ると思ったから左に飛んだ。良かったことは、選択肢を持つために少し長めに待ったことだね。真ん中に来ても大丈夫なようにね(Goal)

ミュラー

敵地でのアーセナル戦は難しい試合だよ。そのことは、今日の序盤の戦いで分かったと思う。今日の結果には満足しているよ。20分を過ぎたころから、試合の主導権を握り、多くのチャンスをつくり出すことができた。ラストパスをあまり出すことができなかったので、その件に関しての批判は、受け入れなければならないね。僕らはセカンドレグに向けて、良い結果を残すことができた。だけど、昨季のこともあるので警戒しなければならない。昨年の試合を経験した僕らは、状況が一瞬で変わってしまうことを理解している。ホームでの試合だけど、最初から集中して戦っていく必要がある(Goal)

クロース

最初の15分間は、少し運が良かった。もしあれが入っていたら、更に難しくなっていた。まだ何も決まっていないことはわかっている。正しい方向に一歩進んだだけで、次に辿り着いたわけではない(SOCCER KING)

ゲッツェ

2-0という結果は、常にアドバンテージとなる。僕たちは、とても満足しているよ。でも、セカンドレグに向けて集中しなければいけない。今後の試合でも毎試合うまくやれるはずだ。重要な試合があと1つ残っているんだ。次のラウンドに進むために、集中しなければならない。アウェーでの2-0という結果には満足していいと思う。アーセナルは非常に良いプレーをしていた。完ぺきに集中できるかどうかが大事になると思う(Goal)

ヴェンゲル

今日はすべてが我々にとって良くない方へ行った。動き出す前に、3点リードするべきだった。大きなミスをしてしまった。ただ、メンタルは素晴らしかったよ。(PKの場面で)接触はあった。PKだ。だが、レッドカードだろうか? 私は何度も異議を唱えてきたことだ。先のことは分からない。去年、我々はセカンドレグを2ー0で勝った。また同じようにしなければいけないね。まずは土曜日のサンダーランド戦に集中する。(Goal)

我々はミスを犯したが、スピリットは素晴らしかった。10人となり、フィジカル面で苦しんだ。チームのクオリティーを示す場面もあったが、最終的には敗れてしまった。0-0の状況で、セットプレーやカウンターからチャンスをつかむ展開にする必要があった。まだ終わっていない。我々は最後まで戦う。昨シーズンもバイエルンに勝利している。同じような戦いを見せたい(SOCCER KING)

良いプレーを見せようとしていただけに、PK失敗は彼のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまったと思う。5分から10分が経過しても、彼はまだ首を横に振っていた(SOCCER KING)

これはあらゆる国々でルールが異なる問題だと思っている。基本的にイタリアではこの手のファウルは退場だ。我々のキーパーは純粋にボールへ行っていたと私は思うし、彼は確かにロッベンに触れてはいるが、彼も大袈裟だったし、私は彼にそう言ったよ。残念ながらこの事が試合を完全に変えてしまい、試合を変えただけでなく殺してしまった。そこまではトップクオリティのゲームだったが、後半は中立な人々にとって退屈なものになってしまった。一方的だったよ。レフェリーのジャッジが試合を殺してしまったんだ。一晩中議論する事は出来ないし、レフェリーにそう言えるほど私も十分じゃない。もう一度見る必要はある。ボイチェフは判断を誤ったが、明らかにファウルする意図はなかったし、ボールへの判断を誤っただけだ。彼(ロッベン)には十分な知恵と経験がある。全体的に今日のバイエルンは、多くの接触プレーを仕掛けて来たが、今日与えられたファウルの多くは、プレミアリーグでは与えられないファウルだ。だが、違うルールがある事を我々は受け入れなければならない(ゲキサカ)

もちろん、まだ立ち直ってはいない。(試合後)48時間では短いからだ。落胆に向き合い、それを乗り越えていくのも仕事のうちだ。彼は試合後に謝罪をしてきた。人々は彼が失敗をしたことにショックを受けてはいないと思う。PKは誰でも失敗するものだ。それよりも、彼が普段とは異なるスタイルでPKに臨んだことが驚かれているかもしれない。今のところは、彼が立ち直るのを助けてやるべきだと思う。以前にベルカンプにも同じようなことがあった。1999年のことだ。失敗の後、彼はまったくPKを蹴ろうとはしなかった。(それでも)今では彼の銅像が建てられている(Goal)

エジル

次の日の朝になっても、気分はすぐれないよ。みんなに申し訳ない。あんな形になるとは思っていなかった。これで勝つことが難しくなってしまったよ(Goal)

ポドルスキ

結果にはみんなが失望しているけど、それがサッカーだよ。エジルだけを非難することはフェアではない。批判することは、彼にとっても、ほかの選手にとっても助けにはならない。彼は素晴らしい選手で、これからは、僕らを幸せにしてくれるだろう(Goal)

フラミニ

とりわけ後半の守備を非常に誇らしく思っているよ。僕たちはペナルティを受け、10人対11人でプレーすることになり、非常に難しくなってしまった。がっかりしている。0-1ならばそれを乗り越え、ゴールを目指すことができた。僕たちは今、0-2でビハインドを背負っている。これは難しいことだが、サッカー選手として学ばなければならない。でもチームを誇りに思うし、今日はみんなとても良く働いたよ(SOCCER KING)

いいスタートを切っただけに失望しているよ。何回かチャンスはつくったが、10人になり試合が難しくなってしまった。後半はうまく対応して、いい守備をしていたけど、試合が終わる2分前に2点目を許してしまった。受け入れるのは難しいよ。セカンドレグは、本当にうまく対応しなければならない。失うものは何もないんだ。逆転を目指してミュンヘンに乗り込むよ(Goal)

メルテザッカー

(立ち上がりの)僕たちは本当に良いスタートを切った。1点に値していたと思う。でも、(ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーへの)レッドカードの後は、後退してしまって、僕たちは非常に難しい状態になった。僕たちはほとんど90分近く、守備的なスピリットを保ち続けたけど、バイエルンはファンタスティックなチームで、非常に良いボールポゼッションをしていた。少し不利だけど、昨シーズンのこと(決勝トーナメント1回戦)を思い返せば、僕たちは(ファーストレグで)1-3で負けた(が、セカンドレグでは2-0で勝利を収めた)。ミュンヘン(セカンドレグ)を楽しみにしているよ。昨シーズンに起きたことを繰り返せないと言える?すぐに切り替えて、土曜日に控えるプレミアリーグの重要な試合(22日の第27節サンダーランド戦)で勝ち点3を取らなければいけない。少し休みを取った後にね(Goal)

退場者が出る前にゴールを奪っていたら、状況は異なっていたと思う。僕らはリードを奪わなければならなかったんだ。最初の15分間は素晴らしい戦いができていたが、それだけでは十分じゃなかった。少しまずい結果だけど、昨季の僕らはバイエルンに1-3で負けているんだ。それと比べたら多少は良い結果だよね。ミュンヘンでの試合を楽しみにしているよ。昨季と同じことができないわけではない。僕らは昨季より強くなっているんだ(Goal)

チェンバレン

バイエルンのようなチームを相手に10人で戦うことは非常に困難を極めるよ。僕らは非常によく戦ったと思う。トライし続け、バイエルンを追い込んだけれど、最終的に2点目を許してしまい、とてもがっかりしているけどね。バイエルンには素晴らしい選手がおり、クオリティを備えた彼等からボールを奪うことはとても難しいことなんだ。今夜は本当に良い入りをした。明らかに早い段階でチャンスを迎えたし、PKも与えられたからね(SOCCER KING)

サニャ

非常に良い形で試合に入ることができた。最初の15分間は、いくつかのチャンスをつくることができたからね。残念なことにPKを外してしまった。PKが決まっていれば、良い展開になっていたと思う。そして、退場者が出て苦しくなってしまった。バイエルンは11対11で戦っても強いからね(Goal)