なんとなく2連覇してしまう強さを持つバイエルン
まずは昨シーズンをラームが振り返る
ラームは、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝について、「集中して、1試合全てを見たことはない。優勝の翌日に友人が我が家を訪れた時に、偶然テレビであの試合が流れていたけれど、きちんとは見なかった」と、映像を確認していないことを明かしたうえで、昨シーズンのハイライトとして、「ロンドンの空高くへチャンピオンズリーグ優勝杯を掲げた瞬間」を挙げた。そしてラームは、「あの時は、言葉では表せないほど感激したよ。ついに努力が報われ、目標を達成できた瞬間、待望のトロフィーを手にすることができた瞬間だからね。鳥肌が立つ至福の瞬間だった」と、振り返った。(SOCCER KING)
ラームは、三冠獲得を達成した昨シーズンを踏まえて、「同じことをもう一度やってのけるのは不可能に近い。特に2年連続はね。でも努力はするよ。もう一度同じ場所に立ちたい。大きな挑戦になるね」と、今シーズンを展望。「90分を通して相手を支配する試合を、より多くこなしていかなければならない。シーズン前半では、力が抜けて相手を勢いづかせてしまう場面がいくつかあった。そういうことを減らしていかないとね。良い道のりを進んでいるけど、僕たちは確実にまだ良くなるよ」と、語った。そして、第16節を終えて負けなしのブンデスリーガについて、「決まり文句かもしれないけど、僕たちはまた1試合1試合に集中するつもり。(負けなしでリーグ戦を終えることは)考えていない。記録は良いことだし、もちろん作りたいけど、そこに照準を合わせるわけではないよ。どのチームもいつかは負けるものだ。少しでも(負けなしを)キープするようにがんばるつもりだよ」と、コメントした。(SOCCER KING)