美しいワールドカップ - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2013/12/09
美しいワールドカップ

ロッベンは美しいグループ
ボアテング兄は人生は美しい、と
そしてクリンスマンはおかしな物語

ロッベンは、オランダ『NOS』に「タフな戦いになるだろうね。でも美しいグループだ。スペインとチリは、非常に強力な2チームだ」とコメントしている。「紙面上では、オーストラリアが最も弱いということになるかもしれない。でも彼らとの試合にしっかり勝たなければいけない」「グループを突破できたら、次はブラジルの組(グループA)のどこかと対戦する。ブラジルは優勝候補だから、彼らは避けたいね。グループを首位で終えることが僕たちの目標になる」(Goal)

ボアテング兄弟対決

2大会連続の兄弟対決も注目だ。DFのジェローム・ボアテングは、第2戦で対戦するガーナ代表MFのK・ボアテングの異母弟。前回大会の1次リーグでW杯史上初の兄弟対決が実現し、1―0でドイツが勝利して弟に軍配が上がった。抽選直後に兄のK・ボアテングはツイッターで「弟よ、また対戦だぜ。人生は美しいな」と喜びを語った。(スポニチアネックス)

アメリカ代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督は抽選結果を受け、母国であるドイツとの対戦が決まった現在の心境を口にしている。『FIFA.com』が伝えた。クリンスマン監督は、2006年のドイツ・ワールドカップで、ドイツ代表を率いており、当時アシスタントコーチを務めていたのが現在のドイツ代表を指揮するヨアヒム・レーヴ監督だった。クリンスマン監督は「サッカーが描くおかしな物語の1つだと思う」と、不思議な巡り合わせについて言及。また、組み合わせについては「タフなグループに入ったと思う。だが、難しいわけではない。我々にとっては本当の挑戦となる。この2年半でチームは自信を手にした」と述べ、グループステージ突破を誓っていた。(SOCCER KING)

レーブ監督は、「ユルゲンと私は、長い間非常に近い間にあった。アメリカとの試合を、とても楽しみにしているよ」と報道陣にコメントしている。「どこと戦い、どこで戦うか、明らかになった。蒸し暑く、気温の高い場所での試合に適応しなければいけない」(Goal)

抽選会を終え、クリンスマン監督は「サッカーにはクレイジーな話がいくつもあるけど、これはその1つだね。ドイツと当たるような気がしていたんだ。そのとおりになった」とコメント。「最高に難しいグループと言えると思う。(クリスティアーノ・)ロナウドを擁するポルトガルもいるし。これ以上難しくてビッグな組み合わせはないよ」と感想を語った。一方、ドイツ代表のレーヴ監督も「互いに目配せして笑ったよ」と抽選会の結果についてコメント。「ユルゲンと私はもう長いこと非常に親しい友人だ。定期的に意見交換をしてきたが、W杯の前にはその習慣を変えることになるね」「アメリカのほかにガーナもいるし、クリスティアーノ・ロナウドがいるポルトガルもいるし、本当に難しい戦いになると思う」と語っていた。(ISM)