三冠を獲り魅力ある選手、魅力あるスタジアム
そして魅力ある試合内容と魅力的にも三冠バイエルン
いろんなクラブが欲しがった監督を呼び
ゲッツェ、チアゴと人気銘柄も獲得とさらに売上があがりそう
創設から113年の歴史を持つバイエルンは昨シーズン、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)、ブンデスリーガ1部、ドイツカップ(German Cup 2012-13)で優勝。初めてトレブル(三冠)の快挙を成し遂げるなど記録を更新したが、総売上高でも過去最高の4億3280万ユーロ(約578億円)をマークした。「サッカーでの成績とともに、商業的にもいい実績を挙げることができて嬉しく思っています」と同クラブの経理担当は声明を通して発表した。これまで4億ユーロ相当以上の収益を記録したことがあったのはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)、FCバルセロナ(FC Barcelona)だけだったが、この度バイエルンもその仲間入りをすることとなった。クラブの発表によると、本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)の経営なども含む営業利益は11%増の9560万ユーロ(約128億円)で、純利益は30%増の1400万ユーロ(約19億円)となったという。株主への配当金は一株あたり30%増の、総額825万ユーロ(約11億円)になるとみられている。(AFPBB News)
バイエルン(ドイツ)は現地時間13日、年次株主総会で2012-13シーズンの収支を報告し、総売上高3億9300ユーロ(約527億5000万円)と、同クラブ113年の歴史で最高の数字を記録したことを発表した。ロイター通信が報じている。バイエルンは昨季、ドイツ勢として史上初の3冠(国内リーグ、国内カップ、チャンピオンズリーグ)を達成し、ピッチ上でも最高の成績を収めた。同クラブの発表によれば、昨季の総売上高は3億9300万ユーロで、一昨季の3億3220万ユーロ(約342億7000万円:当時)から増加を見せた。現役時代にバイエルンでプレーし、引退後も監督を務めるなど、同クラブで40年を過ごしているウリ・ヘーネス会長は、年次株主総会の場でクラブ史上最高額となる売上を記録したことを喜んだ。現在、脱税容疑により裁判を受ける予定となっている同会長だが、ファンや株主はその功績を称えており、スタンディングオベーションを浴びると涙も見せていた。健全経営を続けるバイエルンは、これで21年連続の黒字を記録している。なお、世界で最もリッチなクラブとして世界のその名を轟かすレアル・マドリー(スペイン)の12-13シーズンの総売上高は5億2090万ユーロ(約675億円)で、2年連続で5億ユーロを越えている。また、レアルのライバルであるバルセロナ(スペイン)も、昨季の総売上高は4億9000万ユーロ(約657億円)を超えたと発表している。(ISM)