カーンがバルサの黄金期は終わった、と
その黄金期を終わらせたバイエルン
バイエルンはそのバルサの黄金時代を引っ張り
今の黄金と過去の黄金を合体させた
このドイツ勢の躍進について、かつて同国代表およびバイエルンの絶対的守護神として君臨したオリバー・カーン氏が、母国誌『TV Movie』とのインタビューで、過去7シーズンで3度の優勝を誇ったバルセロナに古巣が圧勝したことで、ヨーロッパのフットボール界の勢力図が変わったとの見解を示した。「バルセロナはもう黄金期を過ぎたと思っている。それゆえ、ヨーロッパでドイツ勢が恐れるべき支配的なチームはいなくなった」「バイエルンが成功をさらに続けるためには、マイナーチェンジやニューアイデアが必要となる。チームには沢山のインテリジェントな選手がいるので、新監督の下でこれら課題をしっかりと解決してくれるだろう」(SOCCER KING)
今季からバイエルンを率いるペップ・グアルディオラ監督のもと、数多くのタイトルを獲得してきたバルセロナだが、今の状況はその頃とは変わっているとカーン氏は考えているようだ。同氏が雑誌『TVムービー』で語ったコメントを、スペインなどのメディアが伝えた。「バルサの最高の日々はもう終わったと思う。今のヨーロッパには、ドイツのチームが恐れなければならないようなチームはない」昨季チャンピオンズリーグ優勝を果たしたバイエルンは、グアルディオラ新監督による変化を経て、再び頂点に立つ力があるとカーン氏は主張する。「バイエルンには頭の良い選手が数多くいる。挑戦を乗り越えることができると思う。成功を継続するためには、常に変化や新しいアイディアが必要になってくるだろう」(Goal)