グアルディオラが唯一求めた選手チアゴ・アルカンタラがバイエルンに加入
22歳の選手を4年間で契約32億円
基本的に継続路線だったのにこの選手を大金使ってでも
古巣から唯一獲得したということで何かが変わっていくはず
FCバイエルン・ミュンヘンとFCバルセロナは、7月14日にチアゴ・アルカンタラの移籍で合意に達した。チアゴは数日中にミュンヘンに入り、メディカルチェックを受け、その後2017年6月30日までの契約書にサインをする。移籍金は2500万ユーロだが、バイエルンが純粋に支払うのは2000万ユーロ。残りの一部は両チーム間で行われる親善試合の収益で支払われ、さらにチアゴ自身が給料の受け取りを諦めたことで折り合いがついた。「チアゴ・アルカンタラ獲得は、我々の新監督ペップ・グアルディオラの大きな望みだった」と代表取締役カール・ハインツ・ルンメニゲは説明し、「この大きな移籍を成功させることができて嬉しい。チアゴはU21欧州選手権でベストプレーヤーに選ばれたばかりだ。ものすごいポテンシャルを持ったファンタスティックな選手」と評価していた。(公式サイト)
契約期間は4年で移籍金は2500万ユーロ(約32億円)となり、現金では2000万ユーロ(約26億円)が支払われ、残りは両チームで行う親善試合の収益と、チアゴ・アルカンタラが残り契約年数分の給与受け取りをあきらめたことにより、補填される。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ代表取締役は、「チアゴ・アルカンタラは、我々の新監督であるジョゼップ・グアルディオラの強い要望だった。我々はこの大きな移籍が成立し、とても喜んでいる。チアゴはU-21欧州選手権のベストプレーヤーに選ばれた。大きな才能を持った素晴らしい選手だ」とクラブ公式HPを通じて喜びのコメントを残している。22歳のチアゴ・アルカンタラは、バルセロナの下部組織出身。2009年5月にトップチームデビューを飾った。2011-12シーズンにトップチームへ正式に昇格。2012-13シーズンはリーグ戦27試合に出場(先発は17試合)し、2得点を挙げた。また、6月に行われたU-21欧州選手権では大会MVPに輝き、スペインの同大会連覇に大きく貢献した。(SOCCER KING)
ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望していたチアゴを手に入れるため、バイエルンは総額2500万ユーロの移籍金を用意。指揮官の要望に応えて、チアゴの移籍が合意に達した。バイエルンは数日以内にチアゴのメディカルチェックを行う。その後、2017年までの4年契約を交わす予定だ。さらに、この移籍には特別な条件も付いている。バイエルンとバルセロナは、4年以内にフレンドリーマッチを組むことも、取引の条件に含まれた。14歳でバルセロナの下部組織に入ったチアゴ。スペイン代表経験もある若手の有望株は、ヨーロッパ王者の頂点に立ったチームで出場機会を増やせるだろうか。(Goal)
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が、同選手の獲得を望むコメントを残していたが、同紙はバイエルンが、チアゴ・アルカンタラがバルセロナと契約解除するための違約金として設定されている1800万ユーロ(約23億3000万円)に加え、移籍手続きに必要な税金分400万ユーロ(約5億2000万円)を合わせた移籍金2200万ユーロ(約28億5000万円)を用意していると伝えた。(SOCCER KING)