ファンハールの次はハインケスに決定
マガト、クリンスマン、ファンハールと
奇をてらった感じの監督人事は終わり
バイエルンでも実績を残しているハインケスに決定
少し落ちつくか
ルンメニゲ代表取締役社長は話し合いの後、過去に2度レコードマイスターの監督を務めた経験のある(1987〜1991年と2009年)ユップ・ハインケスの就任に非常に満足していると発表。「われわれは元々ユップ・ハインケスの就任を希望していたので、今回2年間の契約を結ぶことができて非常に嬉しく思っている。ユップ・ハインケスと共に大きな成功を収めることができると確信している。」とコメントしている。(公式)
ハインケス
FCBの首脳陣とは個人的にも未だに良い関係を維持しているが、それとは関係なく、FCBのクラブ経営のプロフェッショナルさに非常に感銘を受けている。すでに2回監督を務めたことがあるが、これまでもFCB独特の雰囲気は常に高く評価してきた。もちろん、FCBの監督には大舞台での勝利が当たり前のように求められる。ただ、私にとっては魅力的な目標だし、次の2シーズンで選手たちと共に是非達成したいと思っている。(公式)
バイエルン・ミュンヘンは25日、来季の監督にユップ・ハインケスが就任すると発表した。すでにルイス・ファン・ハール監督は今季限りで退任が決まっており、ハインケスの就任が最有力視されていた。現在バイヤー・レヴァークーゼンを率いるハインケスだが、バイエルンと2年契約を結んだことがわかった。ハインケスは過去にも1987から1991年、そして2009年にバイエルンの監督を務めており、今度で三度目となる。(FOOTBALL WEEKLY)
シュバインシュタイガー
とても良いチョイスだ。ハインケス監督はクラブのことを知っている。2009年にここで5試合指揮を執り、僕らを助けてくれた。僕らは4勝1分けでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したんだ(Goal)
決定寸前の記事
『Fifa.com』によると、バイエルンからのコンタクトを認めたハインケス監督だが、交渉には至っていないと話したようだ。「ファン・ハールとの契約解消で合意した後、カール=ハインツ・ルンメニゲ(代表取締役社長)からコンタクトがあった。もちろん、私の友人であるウリ・ヘーネス(会長)とも電話で話をしたよ」「ただ合意もバイエルンとの交渉もない」ハインケス監督はまた、今シーズン限りでレヴァークーゼンを離れることについて、「非常に難しい決断だった。1月の上旬までは、ここに残るつもりだった」と語っている。「後半戦が始まってから考え始め、レヴァークーゼンに考えを伝えた」「個人的な問題も健康面の問題もない。ミュンヘンの事情とも関係ない。レヴァークーゼンには3月8日に知らせた。今は私のコーチングスタッフもチームも、私が契約を延長しないことを知っている」(Goal)
ファンハールは合格、クリンスマンは不合格
ヘーネス会長はこの日、ドイツ・オスナブリュックで行なわれた演説のなかで「基本的には双方とも関心を持っており、ここ数日中には何かよい報告ができると考えている。首脳陣もその決定に同意するだろう」とコメント。ハインケス監督の来季就任が近付いていることを明言した。ヘーネス会長は退任するファン・ハール監督について、「ファン・ハールという“サッカー教師”を招いたことは、全くもって正しい決断だった。(前監督であるユルゲン・)クリンスマンを雇ったことは大きな過ちだったがね」とコメント。昨季に国内リーグとカップ戦の二冠をもたらした、ファン・ハール監督の招聘は間違っていなかったと述べている。(ISM)