U-22の強化試合vsクウェート戦にドレムラースカウト派遣
VIP席のドイツ人の視線は18歳の天才に注がれていた。後半37分。同15分から途中出場した宇佐美が3人のマークを抜き去り、ペナルティーエリア内で右足シュート。惜しくもGKにはじかれたが、一瞬の輝きを見せた。その姿を目で追ったのは欧州でも屈指の名門クラブ、バイエルン・ミュンヘンのドレムラー・チーフスカウトだった。バイエルンは1月にカタールのミニキャンプへ参加を要請したが、実現せず。そのため、3月にはドレムラー氏が日本へ飛び、生視察することが決まっていた。だが、同氏は宇佐美がU―22日本代表の中東遠征に参加することを聞き、強化スタッフを1人伴い、急きょこの日にクウェート入り。ターバン姿の男たちに交じって、黒のブルゾンにジーンズでスタジアムに姿を現した。(スポーツ報知)
宇佐美
インパクトは残せたと思う。次はもっと長い時間プレーしたい(スポーツ報知)
ドレムラー
ベリーグッドだ。宇佐美はバイエルンにとって、とても興味深い選手。3月には日本に行く(スポーツ報知)