次はチャンピオンズ・リーグ決勝 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2010/05/19
次はチャンピオンズ・リーグ決勝

ブンデスリーガ優勝、ドイツカップも獲ったバイエルン
5年連続18回目のセリエA優勝及びコッパ・イタリアで優勝したインテル
これが本当にリアルなチャンピオンズ・リーグの決勝
インテルにとっては45年も夢見てきたタイトルとのこと

バイエルンのロッベン、インテルのスナイデル
今では2人ともクラブの中心人物、そしてお互い3冠を目指すクラブ
この2人を放出した無能なレアルの首脳陣は
自分のホームスタジアムでこの対決をやられることを泣け

ロナウド、カカーといったビッグネームの獲得を受け、チームから放出されることになったロッベン。同選手は当時の状況が「バカげていた」と述べ、マドリーが資金を手にするために自身やインテルMFヴェスレイ・スナイデルを放出したと語った。「あのときのあそこの状況はバカげていたよ。彼らが言ったのは、『我々は金が必要だから、お前を売りたい』ということだけだった。サッカーに関することは話されなかったよ。お金のことだけだった」「彼らはお金をもたらせるのが僕とスナイデルだけだと思っていたんだ。その一方で、彼らはとんでもない金額を費やしていたんだけどね」(Goal)

そして親友対決、スナイデルについてロッベン

「彼とは親友なんだ。定期的に連絡をとっている。今週もそうだよ。ミラノにいる彼のことはうれしく思っているけど、トレブル(3冠)は達成してもらいたくないね。僕らも望んでいることだから」(Goal)

さらにロッベンのコメント

「これは特別なことだね。移籍してから初めてマドリーへ戻るし、そこで決勝を戦うなんてすばらしいよ」「あそこへ戻るのを誇らしく思う。僕が出ていったときはおかしな状況だった。彼らには『お金が必要だから君を売る』と言われたんだ。サッカーの話は一言もなかった」「今季は僕のベストシーズンだったけど、まだよくなると確信している」(ISM)

レアルのホームで美しいサッカーを魅せつけてやってくれ
元仲間で上がりすぎだが優秀なDF(岡ちゃん的闘莉王のお手本)

「僕らは全力を尽くさなければいけない。このタイトルを獲得し、トレブル(3冠)を達成したいと願っているからね。あまりにも重要なことだ」「バイエルンが古巣だということ? そういう点に関しては、特別な感情は抱いていないよ。バイエルンで僕はとても素晴らしい日々を過ごした。でも、今はファイナルのことだけを考えているんだ」(Goal)

会長のウリ・ヘーネス

「試合は、シーズン後半の我々のフォームを反映するものだった。今、我々は最高レベルのフットボールをしている」「チームは2001年よりも良い。現在、我々は国内を支配している。我々は、フットボールのスキルとともに、メンタル面の強さも見せているよ」「本当にチームを誇りに思う。クラブの全員のこともね。我々はダブルを達成した。マドリッドで失うものはない。不可能なことを成し遂げるために、すべてを出し尽くすよ」(Goal)

そしてファンハール気持ちに変化

バイエルンと2011年までの契約を結んでいるファン・ハール監督はかつて、3冠を達成したら成し遂げることがなくなるため、チームを去る可能性があると話していた。同監督の妻も17日、地元メディアに対して同じことを主張している。だが、ファン・ハール監督はロイター通信の取材のなかで、「たくさんの人たち、選手たちや首脳陣とも話したが、違うよ。私は出ていかない。契約があるんだ。ただ、来年はまた別の話になるけどね」と、3冠を達成してもベンチにとどまる意向を明らかにしている。(ISM)

そしてもう大満足なんだろう

「私の哲学をこれだけの選手が信じてくれるのは初めてのことだ。このチームはもっとよくなれる。我々はまだポテンシャルのすべてを出し切っていない。最も大事なのは、90分間を通じて規律を保つことだ」(ISM)

結局リベリーはでれず

リベリーは前月21日のCL準決勝、リヨン(フランス)とのファーストレグで相手FWリサンドロ・ロペスに悪質なタックルを見舞ったことで3試合の出場停止処分を課され、CL決勝への出場が不可能となっていた。これを受け、バイエルンはスポーツ仲裁裁判所(CAS)にリベリーの出場停止処分の軽減を求めていたが、17日に却下された。(ISM)

しかしファンハールはリベリーだけでは無いと

「我々は(アルヤン・)ロッベンやリベリーに頼っているわけではない」とコメント。「あなたがた報道陣はバイエルンが彼らに頼っていると言い続けているが、以前も言ったとおり、それは間違っている」「私は選手たちに魅力的なプレーをした上で勝てと指導しているが、彼はただ勝つことしか指導していない(ISM)」

レアル移籍だとごたごたしている弟子モウリーニョに対して
ファンハールの上から目線

「あのときのジョゼは非常に謙虚だった。彼が成長し、こういったパーソナリティーを見るのは素晴らしいことだね。私は彼が私の助けになると分かっていた。情熱的だったからだ。彼はすぐに、私が彼を前進させようとしていることが分かっただろう。少し彼を教育できたんじゃないかな。彼がゲームのことを理解していると、すぐに分かったよ」「彼は勝つために指揮を執っている。私は美しいサッカーをして、そして勝つために指揮を執っている。私のやり方の方がより難しいんだ」(Goal)

そして並ぶ

ミラノ市内にある銀行『バンカ・ポポラーレ・ディ・ミラノ』の前に、インテルファンが行列をつくり始めた。彼らは、5月22日にマドリッドのサンチャゴ・ベルナベウで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦のチケットを求め、集まってきたのだ。インテルは13日、CL決勝戦のチケット販売方法を発表した。15日午前11時から、上記の銀行でシーズンチケット購入者とクラブ会員を対象にチケット販売がスタートする。インテル側に割り振られたベルナベウの席は5000席。このプラチナチケットを求めて、13日から並ぶファンも出ている。イタリア人はもちろんのこと、外国人の姿もちらほら。すぐに100人以上の列になった。(Gazzetta.it.)

このバイエルンの勇姿は地上波でも生中継される
フジテレビで5月22日(土)深夜 3:35~ (生中継)
スカパー!は
5月22日(土)生中継 深03:15 Ch.180
解説/実況(現地):羽中田昌/倉敷保雄解説/実況(日本):鈴木良平・未定/八塚浩
解説が倉敷さんで実況が良平さん、これはホームだ