やはり大人の対応。
レーマンをサポートしていくカーン。バイエルンで頑張ろう。
公式サイトより
質問: 「カーンはクリンスマンの決定をいつ知ったのでしょうか?」
ヘーネス: 「彼は昨日の夜、クリンスマンとミュンヘンのホテルでそのことについて話し合いました。」
質問: 「レーマンはもっと前に知っていたと思いますか?」
ヘーネス: 「そう思います。1年半前から知っていたのではないでしょうか。彼にとっては何も新しいニュースではなかったでしょう。」
質問: 「レーマンのほうが良いゴールキーパーだと思いますか?」
ヘーネス: 「そうは思いません。でも改めてそれを分析する準備はしていません。その決定が間違いであると思っても、改めて言い争うようなことはしませんよ。」
カーンは月曜日、記者会見の場に姿を現し「ナンバー2でも良い。確かに俺にとっては難しい立場になるがワールドカップに出場したい。」と60人を超える記者たちの前で話した。それに加えカーンはドイツ代表の仲間たちから電話で励まされ今回の決断に至ったことも明かした。「問題は個人ではない。大事なことはドイツ代表が優勝できるかどうかと言うこと。その一人としてチームに協力したい。」そして、レーマンとのゴールキーパー問題もこれで終わりにすべきだと言う意見も述べた。
カーンは代表を全力でサポートしていくことを約束した。「俺は100パーセントの力で代表チームも、そうレーマンもサポートしていく。」レーマンとの不仲説が常に話題に上るが、カーンはチームのために裏方でもやる、という強い意志を今は持っているようだ。「いつ、どこで力を出さなければならないか俺は分かっている。そういう面でチームが良い方向に向くよう、サポートしていく。」と自らの経験を、若いチームのために生かす方針だ。もしレーマンが怪我をすればカーンが出場することになる。「俺は人の不幸を望むような男じゃない。でも何が起こるかは分からない。いつ出ても良いように準備はする。」
クリンスマンはカーンに敬意を示した。「彼の経験、そして代表に対する気持ち、今回の決断には頭が下がる。ワールドカップで成功を収めるためにはとても重要なことだ。」マガト監督も、カーンの決断を喜ぶ。「こんなに早く決断してくれるとは、本当に素晴らしいことだね。」
fcbayern.de: 「先週の金曜日、ゴールキーパー問題が終演を迎え、決断が下されました。その結果をどう受け止めましたか?」
ルンメニゲ: 「すごく驚きましたし、カーンと同じように失望しました。でも、プロの世界で生きる我々は、この結果を受け止めなければなりません。」
fcbayern.de: 「もしあなたが、彼の立場であったらナンバー2でも代表のベンチに座りますか。」
ルンメニゲ: 「代表と言う場所はそういうことが問題になる場所ではなくて、国の代表としてベストを尽くす、と言うことが問題です。ベンチも含めてね。」