バラックは公式 UEFA マガジン“チャンピオンズ”誌が チャンピオンズリーグ2004/05年シーズンの最も優秀だった10人の選手の一人に選んだ。
「僕は、今季の自分に満足しているよ。それに、全般的に FC バイエルンも僕に満足していると思うね。」
ルンメニゲは“全般的に”というのは少々控え目すぎるように思える。「ミヒャエル・バラックが今季良いプレーをしてきたというのは確かなことだ。特に、彼はゴールをたくさん決めた、それも勝利を決めるようなゴールをだ。」
「僕は、ここミュンヘンで気分がいいんだ。年が過ぎていく毎にこのクラブになじんでくるね。」
ヘーネスは「FC バイエルンに対して愛着と感情が大きくなってきたようだ。お国(バイエルン州) とその人たちにもなじんできたし、バラックもここに根づいてきた。」
しかし移籍の話題があるFC バルセロナがバラックに興味を示してきた。ヘーネスは、少し前に、当時バラックと別れるつもりだったことを認めた。「僕は、もうちょっとのところでミュンヘンに別れを告げるところだったんだ。」と、バラックも報告した。しかし、バラックのヨーロッパチャンピオンシップでの強力なプレーが、バイエルンのボスの意見を変えさせることができた。それで、バラックは次のシーズンでの完全な後援を保証されたのだ。
今では、ゼーベナー通りの責任者たちは、2006年6月30日で終了するバラックとの契約を延長できる方向で努力している。とりあえず 2006年6月までは契約はあるのだ。「我々は、我々がバラックから何を得られるのか分かっているし、バラックのほうも、彼が FCB から何を得ることができるのかが分かっている。ヨーロッパ内に、彼にとって興味深いチームは三つもない。だから、彼と合意できるチャンスはかなりいいと思う。」と、数日前ルンメニゲは話していた。
「バイエルンは、我々の第一の話相手です。近いうちに協議することにしています。」と、バラックのコンサルタント、ミヒャエル・ベッカーも、バラックがミュンヘンでさらにプレーすることに興味を示していることを認めた。
バラックは「僕は全てにオープンだよ。第一にはスポーツ的な条件で決めたい。キャリアの最後までここでプレーすることも、また外国に行くことも、両方とも考えられる。」
ルンメニゲは「我々は、彼を売ってしまうなんてことは考えもしていない。」