ダイスラー復帰、問題ない - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/08/06
ダイスラー復帰、問題ない

セバスチャン・ダイスラーにとって、ここ数週間は、成功又成功、サッカー人生復帰への大きなステップとなった。24歳、年頭は、うつ病との闘病生活を送っていたのだった。そしてようやく4月、主治医Florian Holsboer教授が、回復を発表:「セバスチャンは、完治しました。彼の回復に貢献できて幸いです。」そして、5月15日、彼は、バイエルン・アマチュアで選手復帰、VfBシュトゥットガルト戦で、ブンデスリーガ復帰を果たした。準備期間をたいした怪我も無く乗り越えたダイスラー、絶頂期の彼に復帰しつつあると言えよう。彼がプロになって初めての監督の1人である、フリーデル・ラウシュ氏は、彼を「今世紀最大の才能」と称した。そして今、ダイスラーは、代表選手へも復帰しようとしている。
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ダイスラー、主治医の承諾は得ている。「AZ(新聞)」のインタビューでFlorian Holsboer教授は、「セバスチャンは、次のステップ、代表選手復帰もこなすでしょう。」と答えた。次の代表試合、ウイーンで行なわれる対オーストリア戦は、既に8月18日に迫っている。そして代表新監督、ユルゲン・クリンツマン氏は、「代表選手の入れ替えがあるでしょう。」とも述べている。

対アルペン隣国戦に出場する代表チームのメンバーは、8月12日に発表される。バイエルン会長、フランツ・ベッケンバウアー氏によれば、ユルゲン・クリンツマン代表新監督が、ダイスラーを避けて通ることは不可能だ:「よりパフォーマンスの高い選手はいません。ユルゲン・クリンツマンは、彼と話をするでしょう。彼の準備が整ってさえいれば、オーストリア戦に出さない理由は全くないはずです。」と皇帝は、「AZ」にインタビューに答えた。

代表助監督ヨアヒム・リョヴも、月曜日、ミッドフィールド選手の実力を目の当たりにしていた。「彼の見せてくれたプレーは、印象深かった。特に2:0は、彼の技術と自信の結果でしょう。とてもいいプレーを見せてくれました。」とリョヴ助監督は、ダイスラーを評価した。

来週の木曜日にセバスチャン・ダイスラーがノミネートされれば、彼は、8月18日、21試合目の代表戦を闘うこととなる。「今世紀最大の才能の持ち主」がサッカー人生のもう一歩を歩むことになる。