帰還FCB、ほっとする暇はない - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/07/27
帰還FCB、ほっとする暇はない

FCバイエルンの一行を乗せた飛行機がミュンヘンに着陸した。FCBはシカゴでペナルティキックによる得点でマンチェスター・ユナイテッドを破り、これからはブンデスリーガ開幕を控えた調整に集中する。帰国早々FCBは火曜日には、ボンで5日間のキャンプ入りする
月曜日に51歳の誕生日を祝ったフェリックス・マガット監督は、アメリカ遠征に大満足のようだ。マガット監督にとって今回の遠征は大きな手ごたえがあった。特にふたりの主力選手への信頼管が固まった。「バラックとカーンはいいプレーをした」とマガット監督は述べ「カーンの調子がいいのは、監督にも選手たちにもいいことだ」とキーパーのカーンの活躍には満足気だ。ヨーロッパ選手権後の休暇明けの初試合になったソルジャー・フィールド・スタディオンでの対マンチェスター戦では、カーンは2つのペナルティーキックを防御し、マンチェスターを下した。カーンも「自信がついた。でも本番はリーグ戦で、まず初戦を勝つのが目標だ」と語った。
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最多優勝を誇るFCBは水曜日の夜、初戦でバイアー・レバークーゼンと対決する。またこの週の金曜日にはメンヘングラッドバッハのアウェイがスケジュールに組み込まれており、FCBはシカゴから帰還後もほっとする暇はない。
FCバイエルンのシーズンへ向けての調整トレーニングは、厳しいスケジュールだ。状況を熟知しているウリ・へーネス・ゼネラル・マネージャーは「ウルトラC級だが、やり遂げなければ」と語る。「ふたつの使命がある.ひとつは金を稼ぐこと、もうひとつはヨーロッパ選手権以来の選手練習量の格差を調整して、シーズンに備えること」と強調した。
アメリカ遠征は目標をすべて達成したようだ。FCBのスポーツ部門だけではなく、へーネス・ゼネラル・マネージャーも大きな収穫を手にして「FCBをアピールして、米でのイメージ向上を狙った今回の遠征は目的を十分達成できた」と述べた。