クラウディオ・ピサロには、再び深刻な状況が待ち受ける。「Copa America」大会で頭蓋冠にひびの入る大怪我を負ったバイエルンのフォワード選手が、やはり手術を受けることになった。ボーゲンハウゼン・クリニックの神経科の主任医師、Christianto Lumenta博士が、特別にペルーの首都に向かった。リマにて行われたCTと脳電図による精密検査の結果では、脳への影響はないことが分かったが、それでも医師たちは手術をすることに決めた。「頭蓋冠のひびは深刻なので手術が必要です。彼が今後、制限なくプレイできるように万全を尽くすのが今回の手術の意図です」と、Claudio Pizarro Davila氏、バイエルンのフォワードの父は、医師の意図を説明した。
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手術では、ひび割れ部分を修正し、破片がある場合はそれを取り除く作業が行われる。手術はミュンヘンにて木曜日に行われる予定。このためにペルー代表チームのキャプテンは、火曜日の朝、リマの病院を出て、Lumenta教授、父そして妻に付き添われ、次の飛行機の便でドイツに出発した。
彼らは、水曜日にミュンヘン空港に到着。そこでは、バイエルンのウリ・ヘーネス、マネージャーが一員を迎えに出た。空港からは、ボーゲンハウゼンのクリニックに直行し、木曜日の手術の準備が行われる。
クラウディオは3日から5日間は入院する予定。1週間後には回復し、4、5週間でプレイできるまで完治するはずである。