テゲアン湖畔での7日間に渡る「生き残りトレーニング」をやり遂げたバイエルンの選手達に、この週末、初のスポーツテストが課された。24時間内に2回の試合に出場したのだ。まず、曜日の午後にラントフート選抜チームとの試合があり(試合前には、ゼーベナー通りで90分間のトレーニングを行った)、日曜日にはベルリンにて第2リーグを脱落した1. FC Unionとの試合に出場した。
試合結果は、両試合とも5対1で、納得のできる内容であった。フェリックス・マガット監督もこのダブル試合に大変満足している。「両チームの選手とも、とても良いムードだった。我々は、上手くボールが使えたと思う」と、監督は試合内容をまとめて報告してくれた。
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それだけに、一層注目に値するのは、両試合での明らかな試合結果だ。マガット監督は、選手不足のため、ほとんど選手主交代できなかった。ベルリンでは、ヴァヒド・ハシェミアンが、試合開始後46分でゼ・ロベルトに交代したのみだ。他の選手はみんな最後まで試合をした。「来シーズンの準備はもうかなり出来上がってきている」と、セバスチアン・ダイスラーは、「An der Alt en Forsterei」の試合後、答えた。バイエルンはベルリンで対戦相手に対しても良い印象を残した。「バイエルンは、飛行機でやってきて、入場し、すぐにチャンスをものにして行く」と、Unionのゴールキーパー、Marco Senja選手は「Berliner Zeitung」で語った。
今週は、バイエルンの主要メンバーがほぼ全員集まる。火曜日にはロベルトコヴァチが練習に姿を表す予定であるし、木曜日にはオリバー・カーン、ミヒャエル・バラック、トーステン・フリンクス、イェンス・イェレミース、セバスチャン・シュヴァインシュタイガーが、マガット監督の元、初めての練習に参加する。オーウェン・ハーグリーヴスと、最後に戻る予定のロイ・マカーイは、再来週にゼーベナー通りの練習に参加する予定である。
後から参加の選手達には、他の選手達にできるだけ早く、もしくはできるだけ多く、追いつくための、持久力トレーニングが真っ先に待っている。「その後、個々の選手に合わせたトレーニングを実行する。それですべての選手を同じレベルまで持っていくんだ」と、マガット監督はあらかじめ予告した。何らかの形での特別練習が待ち構えていることを、バラックを始めとする選手達は、覚悟していた方が良さそうだ。