先週の土曜日、ブンデスリーガのシーズンの幕が下りた。FCバイエルンは、珍しくも、タイトルなしでシーズンを終えた。だが、幾人かのバイエルン選手には、この夏、タイトルのチャンスが待ち受けている。そう、今年は、ヨーロッパ選手権の年なのだ。
ヨーロッパの王座を目指し、16カ国が、6月12日から7月4日まで、ポルトガルで、熱い(暑い)戦いを繰り広げる。8人のFCバイエルン選手たちも、5チームに分かれて参加する。
ドイツ代表チームが、月曜日、ようやく発表された。ルディー[ルドルフ]・フェラー監督は、3人のミュンヘン選手に期待をたくす。オリバー・カーン、ミヒャエル・バラック、イェンス・イェレミースの3人だ。
<A HREF=”http://www.fcbayern.t-online.de/jp/club/archive/news/13880.php?fcb_sid=1cd1c96756722798c6ec385b8528b708″ TARGET=”_blank”>Official SIte</A>
DFBチーム(ドイツ代表チーム)は、グループDで、チェコ、リトアニア、オランダと対戦する。早くも第一戦(6月15日)、ロイ・マカーイのいるオランダ代表との対戦だ。実は、オランダ、スコットランドとの対戦でようやくポルトガルへの切符を手に入れたものの、グループDでは、そのスター・アンサンブルを理由に本命と見られている。
バイエルンの内戦は、グループBでも見られる。セーベナー通りから3人もの選手が出場するのだ。タイトル防衛を目指すフランス代表チーム「Equipe Tricolore」には、最高級ディフェンダー、ウィリー・サニョールと今シーズン限りでバイエルンを去るビセンテ・リザラズがいる。フランス代表の初試合は、6月13日の対イングランド戦だ。
そのイングランド代表チームには、オーウェン・ハーグリーヴスがいるのだ。Premier Leagueでプレーしていない選手でSven Goran-Eriksson監督のチームに選ばれたのは、David Beckham (Real Madrid)とドイツ・レコード・マイスターのミッドフィルダーとだけだ。グループBには、クロアチアとスイスもいる。穴馬クロアチアで、ディフェンス陣の指揮を任されたのは、ロベルト・コバチ、6月13日、スイス相手に、決勝進出をかけた第一戦を戦う。
一方、ポルトガルでキックオフされる前の、5月27日から6月8日、U21代表が、ドイツでコンチネンタル・カップを争う。Ulli Stielike監督も、セーベナー通りから選手を呼んだ。バスチャン・シュヴァインシュタイガーとミヒャエル・レンシングが、DFBジュニア代表で出場するのだ。バスチャン・シュヴァインシュタイガーには、ポルトガルへの夢も無きにしも非ずだ。というのも、ルディー・フェラー監督が、U21代表選手のために席を一つ残しているからだ。
夏もサッカーをしなければならないのは、ヨーロッパの選手だけではない。WM2006出場をかけた、試合が南アメリカ出身の選手たちを待ち受けている。海岸で寝そべっている暇はなさそうだ。
ロケ・サンタ=クルスは、パラグアイ代表として、6月1日La Pazでボリビアと、続く6月6日には、ブエノスアイレスでアルゼンチンと対戦する。ゼ・ロベルトは、ブラジル代表として、6月2日、アルゼンチンと、そして6月6日には、チリと対戦する。一方、クラウディオ・ピサロは、ペルー代表として、6月1日モンテビデオでウルグアイと、そして6月6日には、ホーム、リマでベネズエラと対戦する。