元ブラジル代表ジョバンニ・エウベルはブンデスリーガ時代を懐かしみ、フランスのリヨンへの移籍を後悔しているとコメントした。「ドイツを離れたのは間違いだった」と有料テレビ放送『プレミエーレ』の取材に対し、エウベルは現在の心境を語った。
「自分がリヨンで何も果たせないのではないかと不安を感じている。今になってようやく、ドイツで楽しく暮らせることに気がついた」
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31歳のエウベルは、昨年8月にバイエルン・ミュンヘンを離れ、リヨンへと移籍した。彼が移籍を決意したのは、バイエルンがトップストライカーのオランダ人選手ロイ・マカーイを獲得したためである。
エウベルは、リヨンで連続してけがに見舞われ、チームでの定位置を失った。チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのレアル・ソシエダ戦で、彼はほとんどの間ベンチに座っていた。出場したのは終了間際のわずか7分間だけだった。
「もし、ここで何の成果も挙げられないとしたらどうなるかと考えてみた。今はドイツに戻ることだってあり得ると思っている」
シュツットガルトでもプレーしていたエウベルは、希望の移籍先を特に口にしなかった。
「まずジョバンニ・エウベルが、ブンデスリーガのどのクラブで役に立てるか、相性が合うかを見極める必要がある。それが今の問題だ。僕はドイツでたくさんの事を成し遂げた。メンタリティーに関しても言葉に関しても、何の心配もないよ」