マネ、苦戦中「クラブを変えるのは簡単ではない」 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2022/10/05
最終更新日:2022/10/19
マネ、苦戦中「クラブを変えるのは簡単ではない」

58億円でリバプールから獲得したマネ
レヴァンドフスキとはタイプが違うも
後釜のスターとして獲得
本人もサリハミジッチも時間が必要とコメント
苦戦中だが環境には満足そうで幸せ、と。

新天地での苦戦は「想像していた通り」 マネはバイエルンでの幸せ強調
10/4(火) 16:43配信
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バイエルンのセネガル代表FWサディオ・マネが、新天地での手応えと課題を語った。
今夏の移籍市場で、6シーズン所属したリバプールからバイエルンに加入したマネ。リバプールでチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグを制し、2018-19シーズンにはプレミアリーグ得点王にも輝いたスター選手の到来には、バイエルンのみでなくブンデスリーガ全体が歓迎ムードとなった。
しかし、ブンデスリーガ開幕から3試合で3ゴールと幸先の良いスタートを切ったマネだったが、それ以降4試合でゴールはなし。9月30日に行われた第8節のレバークーゼン戦で久々のゴールを決めて今季4ゴール目を記録したが、徐々に批判の声も生じ始めている。
それでも、マネ自身は新天地で楽観的な姿勢を保っている模様だ。『UEFA.com』のインタビューでは、新しい国やリーグ、クラブに適応する時間が必要だと強調。そのうえで、若い選手も多いバイエルンの環境に満足していると語った。
「ここに来てからうまくいっていると思う。ただ、クラブを変えるのは簡単ではないんだ。僕はイングランドで快適な8年間を過ごした。サウサンプトンで2年、リバプールで6年を過ごして、今は新しい国にいる」
「人もトレーニングもすべてが突然変わったのだから、簡単ではないよ。本当にすべてが違うんだ。僕はそこに適応しなければならない。それは最初から理解していたから驚きはなく、今は想像していた通りの状態さ。それでも、ここの人たちは歓迎してくれるし、チームにいるのは本物の選手たちだ。クラブの人たちは素晴らしく、僕はとても幸せだよ」
「チームにいるのはとてもとても若い選手たちだ。これほど若い集団の一員になったのは、キャリアの中でも初めてだよ。印象的なのは、全員がハングリー精神に溢れていることだね。みんなが成長したがっていて、それでいながら気配りもできるんだ」
「チームのトレーニングセッションは、試合と同様に激しいものだよ。そして、それは重要だと思う。トレーニングの成果は試合で如実に表れるからね。このチームで才能に溢れる将来有望な若者たちと一緒にプレーするのは、とても簡単だ」

バイエルンで苦しむマネにクラブSD「彼は異なる国や文化から来たニューカマー。もう少し時間が必要」
9/30(金) 19:01配信
(Goal)

バイエルンのスポーティングディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は、調子の上がらない今夏の新戦力サディオ・マネについて語った。
今夏の移籍市場でリヴァプールから4100万ユーロ(約58億円)でバイエルンに加入したマネ。絶対エースとして君臨するも、バルセロナに移籍したロベルト・レヴァンドフスキに代わるビッグネームとしてドイツの名門に新天地を求めた同選手だが、調子の上がらないチームの中で期待に応えられるだけの活躍を残せていない。
そんなマネに対しては、疑問の声が上がり、先発落ちを求める意見なども散見され、さらに同選手自身が今夏の移籍を後悔しているのではないかとも考えられている。しかし、サリハミジッチ氏はこれらの意見に反論し、セネガル代表FWを擁護するコメントを残した。
サリハミジッチ氏は、ドイツ『ビルト』で「サディオにはもう少しばかり時間が必要で、彼はブンデスリーガに慣れなければいけない。でも、彼ならそうできるはずだ」と話し、マネに対する自身の考えを続けた。
「私は定期的にサディオと話をしている。異なる国の、異なる街の、少し異なるフットボール文化のあるチームに彼がニューカマーとしてやって来たようなものだと思う」
「サディオは今、取り組んでいる最中で、すべてのことが彼にとってもっと馴染みのあるものになるだろうし、私たちはピッチ上でもこのことをすぐに目にすることになるだろう。彼は世界最高の選手の1人で、私たちは彼とともにもっと楽しむことができるはずだ」