レヴァンドフスキが58試合で54得点で
ヨーロッパ得点王に
バイエルンの大エースは欧州一
レバンドフスキ、欧州“年間得点王”がほぼ確実に。2019年にメッシ上回る54得点
フットボールチャンネル
バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、欧州の“年間得点王”として2019年を終えることがほぼ確実となった。欧州サッカー連盟(UEFA)公式ウェブサイトが伝えている。
バイエルンは現地時間21日に行われたブンデスリーガ第17節のヴォルフスブルク戦で年内の全公式戦を終え、レバンドフスキは計54得点で2019年を終了。バルセロナのFWリオネル・メッシは50得点で年内の日程を終え、レバンドフスキには届かなかった。
イングランド・プレミアリーグなどを含めて年内にまだ公式戦を残しているリーグやチームもあるが、現実的にはレバンドフスキの得点数に並ぶ選手が出てくる可能性は低い。試合を残している中で最も得点数が多いのはマンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングだが、残り2試合でレバンドフスキとは13点差だ。
レバンドフスキは年明け以降に行われた昨季後半戦のクラブの公式戦で計18得点を記録。今季はブンデスリーガ新記録となる開幕からの11試合連続得点も含めて驚異的なペースでゴールを量産し、すでに30ゴールを挙げている。また、ポーランド代表でも今年6得点を記録した。
UEFAによれば、過去9年間ではメッシとクリスティアーノ・ロナウドが各4回ずつ“年間得点王”に輝いた。過去10年間では2017年のハリー・ケインと今年のレバンドフスキのみが2人の年間得点王独占を阻んだ形となる。
12月21日時点での年間得点数上位5人は以下の通り。
1. 58試合54得点 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン&ポーランド代表)
2. 58試合50得点 リオネル・メッシ(バルセロナ&アルゼンチン代表)
3. 49試合44得点 キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン&フランス代表)
4. 61試合41得点 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ&イングランド代表)
5. 49試合39得点 クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス&ポルトガル代表)
2019年の年間得点ランク レヴァンドフスキがメッシの連覇阻止
SPORT.es/スポルト
ロベルト・レヴァンドフスキは、難しいシーズンを送るバイエルン・ミュンヘンで一人奮闘している。
チームはブンデスリーガで最高の日々を送れていないが、このポーランド人ストライカーが希望となっている。
今季のリーグ戦で19ゴールを決めているFWは、2019年のヨーロッパサッカーで最も得点を挙げた選手となった。
プレミアリーグなどの一部のリーグは年末まで激しい戦いを繰り広げるが、多くのチームが年内最後の試合を終えた。レヴァンフドフスキは2019年に54ゴールを奪って年間最多スコアラーとなった。
ポーランド代表FWは、レオ・メッシの50ゴールを上回り、FCバルセロナのアルゼンチン人FWの連覇を阻止した。
メッシは2010年(60点)、2012年(91点)、2016年(59点)そして2018年(51点)で年間最多スコラーに輝いている。
レヴァンドフスキとメッシに次ぐスコアラーは、パリ・サンジェルマンのFWキリアン・エムバペである。若きフランス人ストライカーは、PSGとフランス代表で44ゴールを達成して2019年を終えた。
4位はペップ・グアルディオラの下で成長を続けるラヒーム・スターリングである。マンチェスター・シティの7番は41ゴールを決めた。“高速のスカイブルー”は12月28日と30日(共に日本時間)に試合を控えており、この数字を伸ばす可能は十分にある。シティはウルヴァーハンプトン(28日4時45分)とシェフィールド・ユナイテッド(30日3時)と対戦する。
クリスティアーノ・ロナウドは、ユヴェントスとポルトガル代表で39ゴールを記録。彼はサウジアラビアで行われたラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナで敗戦し、2019年を締めくくった。
彼のコレクションは、レアル・マドリー時代の2011年(60点)、2013年(69)、2014年(61)、そして2015年(57)である。これまでポルトガル代表FWはメッシと並ぶ4度の年間得点王に輝いている。
5位は、クリスティアーノの元チームメイトであるFWカリム・ベンゼマの35ゴールである。4年前から代表に招集されていないベンゼマは、レアル・マドリーだけで35ゴールを決めている。マドリーのFWに並ぶのは、マンチェスターシティのFWセルヒオ・アグエロである。
7位には、34ゴールでトッテナムのハリー・ケインとリヴァプールのFWサディオ・マネが続く。彼ら3人は2試合を残しているため、ベンゼマを追い抜く可能性がある。