ミュラーを狙うマンチェスター・ユナイテッド
昔からバイエルンの選手を欲しがるが
インテルも欲しがってるようだが
本人はバイエルンでって言っている
バイエルンで不遇のFWミュラー争奪戦が始まる? 行き先はイングランドかイタリアか…
(超WORLDサッカー!)
マンチェスター・ユナイテッドが、バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラー(30)を狙っているようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。
今シーズンはここまでブンデスリーガで8試合、チャンピオンズリーグで2試合、DFBポカールで1試合に出場しているミュラー。しかし、先発したのはわずかに5試合となっており、決めたゴールもわずかに1つと苦しい状況となっている。
今夏、バルセロナからレンタル移籍で加入したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの影響もあって出場機会が限られている中、プレミアリーグで苦しんでいるユナイテッドが興味を示しているようだ。
ユナイテッドは、予てからミュラーに関心を抱いており、ルイス・ファン・ハール監督が率いていた時代にもミュラーに手を出そうとしたことがある。しかし、現在はチーム状況を踏まえても、優秀なフィニッシャーが喉から手が出るほど欲しいだけに、ミュラーには関心を持ち続けるとみられている。
一方で、ドイツ『キッカー』はインテルが来年1月にも急襲すると報じている。夏の時点でもミュラー獲得に動いていたが、そのオファーをより強いものにすると予想しているようだ。
インテルは、ユナイテッドからレンタル移籍で獲得したチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、10月のチリ代表の試合で負傷。左足首関節の脱臼による長腓骨筋腱の損傷と診断され、全治は3カ月とみられている。同じくユナイテッドから獲得したベルギー代表FWロメル・ルカク、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが居る状況だが、より攻撃陣を強化したいと考えているようだ。
そんな中、当の本人であるミュラーは特にこの手の話には言及していない。噂があがっていることについても「僕はサッカーをプレーすることに集中しようとしている。ゆっくりと、全ての議論が少しずつ終わっていくだろう」と語り、出場機会に不満がありながらも、退団の意思などは示していない。
ミュラーとバイエルンの契約は2021年6月まで。1月の移籍市場でバイエルンが手放すことは考えにくいが、過去にもチーム一筋でプレーしてきたMFバスティアン・シュバインシュタイガーがユナイテッドに移籍したこともあるだけに、どのような結果になるか注目だ。