ボアテング、元妻に暴行容疑
代表からも外れ、バイエルンからも微妙なボアテング
そんなタイミングでトラブル
ボアテングに元パートナーへの暴行容疑、独検察が訴追
AFP BB
【AFP=時事】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属する元ドイツ代表CBのジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)が、元パートナーへの暴行容疑で訴追されていることが分かった。検察当局が3日に明かした。
この件は国内メディアの南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)と西ドイツ放送(WDR)が報じたもので、ボアテングには元妻に暴力を振るっていた疑いがかかり、2018年秋から捜査の手続きが取られていたが、独スポーツ通信社SIDが検察に確認を取ったところ、「大規模な捜査を経て、2019年2月11日に訴追した」との回答があった。
裁判はまだ始まっていないが、被害者とされる女性「S」さんからの付帯私訴は受理されているという。南ドイツ新聞とWDRによれば、「S」さんはボアテングと10年を共に過ごした元パートナーで、ボアテングの3人の子どものうち2人の母親だという。
さらに検察は、ボアテングが別の暴行容疑で警察の捜査対象となっていることも明かしている。
現在31歳のボアテングは、ドイツでも有数の成功を収めてきた選手で、代表としては2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)優勝、クラブでは2013年の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)制覇などに貢献した。
ところが、3月に今後代表には招集しないと宣告された頃から、輝かしいキャリアは暗転。バイエルンでもチームがリーグ優勝を飾る中で序列が低下し、クラブとの関係が悪化した5月には、ウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)会長から「新しいクラブを見つけるよう」促された。しかし、イタリア・セリエA王者のユベントス(Juventus)への移籍交渉は土壇場で破談になっていた。【翻訳編集】 AFPBB News
J・ボアテング、元パートナーへの加重暴行疑惑で裁判所から調査を受ける
(超WORLDサッカー!)
バイエルンに所属する元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが元パートナーの女性に対する加重暴行疑惑でミュンヘン地方裁判所から調査を受けていることが判明した。ドイツ『Süddeutsche Zeitung』が伝えている。
『SZ』が伝えるところによれば、今回の調査はボアテングが元パートナーであり長年婚約関係にあった、双子の姉妹の母親でもあるシェリン・センラーさんに対して、暴行を働いたとの疑惑を確かめるためのものだという。
ドイツの法律では検察側が公訴を行った場合、裁判所がその訴えを認めるか判断するために調査を行うことになっている。なお、裁判所は現時点でこの一件に関する明確な判断を下していない。
一方、調査を受けているボアテングサイドでは第3者からの告発は証明されていない主張に基づくものだとし、今回の一件があくまで私的な諍いだということを強調している。