コウチーニョ獲得で出場機会が減るんじゃないかのミュラー
ミュラーはどこでもできるから大丈夫なのか
器用貧乏で損してしまうのか
ミュラー、コウチーニョとの定位置争いにも自信?「僕の重要性は理解されている」
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーが、フィリペ・コウチーニョとの共存についてコメントしている。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じた。
バイエルンは今夏、バルセロナからレンタルでフィリペ・コウチーニョを獲得。一部のドイツメディアでは、「コウチーニョ獲得の最大の被害者はミュラー」と伝えられるなど、激しいポジション争いが予想される。一方で、ミュラーはそれほど気にかけてはいないようだ。
「コウチーニョ獲得で何が起こるかはこれから見てみよう。でも僕の重要性というのは内部でも理解されていることは知っている。僕は自分の仕事を続けるだけだよ。僕らは全く異なるタイプの選手であることは明らかだ。これから数週間僕らがどうプレーするかは見てみようじゃないか。この補強は問題ない。僕らは勝つためにここにいる。それに12,3人の選手では難しくなるからね」
また、同僚のロベルト・レヴァンドフスキもコウチーニョの獲得には喜び、「彼のラストパスは素晴らしい」と絶賛。ミュラーとのポジション争いに関しては「競争は激しくなるね。ただ、それは選手も成長させる」とポジティブに捉えている。
「コウチーニョ加入の被害者はミュラー」独誌がバイエルンのシンボルの出場機会減を予想
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ加入によってシステム変更を考慮しているようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じた。
バイエルンは今夏、バルセロナからコウチーニョを獲得。加入会見でコウチーニョは「お気に入りのポジションは10番」と語り、攻撃的なポジションでのプレーを希望した。ただ、今季のバイエルンは中盤が逆三角形である4-3-3に取り組んでおり、トップ下は存在しない。もちろんコウチーニョが“8番”の役割でプレーする可能性もあるが、中盤を三角形にして攻撃的MF(トップ下)という役割を作った4-3-3になる可能性も伝えられている。
そうなると出場機会減が予想されるのがミュラー。同様にトップ下を主戦場とする選手ではあるものの、コウチーニョのためのシステム変更であることを考えると、ポジション争いでは分が悪く、本職ではない右ウィングをセルジュ・ニャブリと争う可能性が高まっている。この状況について『シュポルト・ビルト』は「ミュラーがコウチーニョ加入の最大の被害者となるリスクがある」と伝えた。
また、ドイツ誌『キッカー』は新システム以外にも従来の4-3-3システムで、ミュラーとともにコウチーニョが8番のポジションで起用されるものやコウチーニョが左ウィングに置かれる布陣なども紹介。いずれにせよコウチーニョのデビュー戦となる目算の高い24日のシャルケ戦には大きな注目が集まりそうだ。