シュバインシュタイガーが移籍の発端になったと言われた
グアルディオラとの関係、そしてユナイテッドでの
モウリーニョとの関係も語る
そして引退語はバイエルンに戻るかも。と
シュバインシュタイガーが話す移籍の真相…ペップ、そしてモウリーニョ
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ドイツ代表、そしてバイエルンのレジェンドであり、現在はアメリカMLSのシカゴ・ファイアーでプレーするバスティアン・シュヴァインシュタイガー。6月5日付の『シュポルト・ビルト』のインタビューで、バイエルンやイングランドにいた当時のことを振り返った。
オーストラリアでアーセン・ヴェンゲル元監督と間違われたエピソードを笑いながら話すシュヴァインシュタイガーは、当時ドイツ国内で噂されていたペップ・グアルディオラやジョゼ・モウリーニョとの不仲の噂を一蹴した。
バイエルンから移籍した理由をグアルディオラが原因だという噂には、「本当に違うんだ。ベテランに差し掛かる年齢で、新しいことを試してみたくなったのさ」と反応。マンチェスター・ユナイテッドに移籍してから、一度だけ偶然レストランで再開したときのエピソードも披露した。「偶然、レストランで夕食を取っているときに会ったんだ。ペップは、僕のところにやってきて、移籍した後でも、一度も彼について酷いことを言わなかったことを感謝していたよ」
そのマンチェスター・ユナイテッドでは、モウリーニョ指揮のチームのもと、U16、U17チームに送られている。そのことに関して、モウリーニョとの遺恨は無いという。「ユナイテッドでは、『監督が望んだ移籍ではなかったんだな』と常に感じていた。クラブ内の別の力が作用して、僕の獲得に至ったんだ」と振り返る。「チームを離れるときに、モウリーニョと話したんだ。チームでの僕の境遇には、胸が痛んだと言って、僕に謝ってくれた。彼が、僕について本当はどう思っているかは、僕自身が良く分かっている」
現在はフランクフルトの長谷部誠のように、ボランチからセンターバックに“転職”したシュヴァインシュタイガー。引退はまだ考えていないというが、現役引退後はバイエルンに戻る可能性も否定しなかった。「(会長たちは)『いつでもドアは開いている』と言ってくれている。とてもありがたいことだし、クラブとは未だに強い結びつきを感じている」