バイエルンがここで負ける
もちろんリヴァプールは厳しい相手はわかるが
ノイアーCL100試合も戦犯扱い
対戦相手 | 3.14:バイエルン・ミュンヘン vs リヴァプール(チャンピオンズ・リーグ:H)1-1△ |
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得点 | 1:オウンゴール |
GK | ノイアー |
DF | ラフィーニャ、ズーレ、フンメルス、アラバ |
MF | マルティネス、チアゴ、ニャブリ、ハメス、リベリー |
FW | レヴァンドフスキ |
交代 | 61:リベリー >>> コマン、72:マルティネス >>> ゴレツカ、79:ハメス >>> サンチェス |
ベンチ | ウルライヒ、ボアテング、デイヴィス、チョン |
【欧州CL決勝T】リバプール 優勝候補同士の一戦を制し2季連続ベスト8
(東スポWeb)
【ドイツ・ミュンヘン発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が13日(日本時間14日)に行われ、リバプール(イングランド)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に3―1で勝ち、2戦合計も3―1で準優勝した昨季に続く2季連続での準々決勝進出を果たした。
0―0に終わった第1戦を受けて果敢にアウェーゴールを狙いにいったが、試合序盤にアクシデント。前半10分過ぎ、主将のイングランド代表DFジョーダン・ヘンダーソン(28)が故障でベンチに退いた。それでも26分、ロングフィードに抜け出したセネガル代表FWサディオ・マネ(26)が相手守備陣の連係ミスをついて先制した。
39分にオウンゴールで失点して同点とされたが、アウェーゴールを守りにいくことはしなかった。後半24分、右CKをゴール正面で合わせたのはDFファージル・ファンダイク(27)。相手DFとの競り合いを制し、頭でゴール右に叩き込んで再びリードを奪った。
39分には右に展開したFWモハメド・サラー(26)が左足アウトにかける絶妙なクロスで3点目をアシスト。ドルトムント時代にバイエルンとしのぎを削ったユルゲン・クロップ監督(51)は因縁のライバルに引導を渡した。
若きタレント軍団を擁し、昨季はCL制覇にあと一歩まで迫る大健闘。悔しさと自信が交錯する中で迎えた今季、目標は明確になった。優勝候補同士の一戦を制したリバプールの勢いは加速していきそうだ。
リバプール、バイエルン撃破で欧州CL8強 マネが2発
AFP BB
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は13日、決勝トーナメント1回戦第2戦が各地で行われ、サディオ・マネ(Sadio Mane)の2得点などでリバプール(Liverpool FC)が敵地でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に3-1で勝利し、準々決勝に駒を進めた。
試合は前半、0-0で終えた本拠地での第1戦では出場停止となっていたDFビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)のロングパスを受けたマネが華麗なゴールを決め、リバプールが先制した。
昨季のファイナリストであるリバプールは、ジョエル・マティプ(Joel Matip)のオウンゴールで前半のうちに追いつかれたが、69分にはジェームス・ミルナー(James Milner)のCKにファン・ダイクが頭で合わせて追加点を挙げると、84分にはマネが勝利を決定づけるヘディングゴールを奪った。
ミルナーは試合後、マネの先制点について「彼の1点目はものすごかった。あんなに落ち着いて決めるなんて」「彼は乗りに乗っているから、これをシーズン終了まで維持してほしい」と英BTスポーツ(BT Sport)にコメントした。
合計スコア3-1で勝利したリバプールは、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やマンチェスター・シティ(Manchester City)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とともに準々決勝進出を決め、出場したイングランドの全チームが8強に残るのは2008-09シーズン以来となった。
ミルナーは「イングランドサッカー界にとって良いことであり、望まれていたこと」「僕らは昨年から手応えを感じているから、この調子を維持し、できるだけ勝ち進むことができればうれしい」と付け加えた。
一方、今大会ではボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とシャルケ04(Schalke04)が決勝トーナメント1回戦でトッテナムとシティにそれぞれ敗れており、バイエルンの敗退によって13シーズンぶりにブンデスリーガ1部のチームが16強で全滅し、ドイツにとっては寂しい状況となった。
バイエルンがチャンピオンズリーグで準々決勝に進めなかったのは、2011年以来となる。【翻訳編集】 AFPBB News
リバプールが3ゴールを奪ってバイエルンを敵地で粉砕! ついに出揃ったCLベスト8の顔触れは?
SOCCER DIGEST Web
3月13日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ・16の第2レグが行なわれ、リバプールが3-1でバイエルンを下して準々決勝進出を果たした。
先月19日にアンフィールドで行なわれた第1レグはスコアレスドローで決着していたため、全くのイーブンで迎えたこの一戦は、序盤からバイエルンが素早いボール回しを展開して主導権を握った。
やや受け身に回ったリバプールは、13分に主将のヘンダーソンが負傷交代となるアクシデントに見舞われて落ち着きのない時間が続いたものの、徐々に冷静さを取り戻していくと、26分に背番号10が値千金の先制点を奪う。
自陣からファン・ダイクが前線へロングボールを供給すると、これにマネが反応。敵ペナルティーエリア手前で的確なトラップでボールを収めた韋駄天は、飛び出してきた相手守護神ノイアーを反転してかわしながらループシュートを無人のゴールへ決めた。
アウェーゴールを奪われて勝つしかなくなったバイエルンだったが、前半のうちにタイスコアに戻す。39分、味方からのボールを敵エリア内で受けたニャブリが強引に仕掛けて折り返すと、これが相手CBマティプに当たってゴールに吸い込まれた。
その後、再びバイエルンがリバプールを押し込む展開となる中、前半は1-1で終了となった。
迎えた後半、勝つしかないバイエルンがレバンドフスキを起点に攻勢を強めたのに対し、リバプールはファン・ダイクを中心にした守りでしっかりと応戦。緊張感の保たれた一進一退の攻防が続いた。
そのなかで勝ち越しに成功したのはアウェーチームだった。69分、右からのCKをミルナーが蹴り込むと、攻め上がっていたファン・ダイクがドンピシャのヘディングで合わせてゴールへねじ込んだ。
点差を広げたリバプールは、75分を過ぎてからも自陣に釘付けになることはなく、最前線から相手ボールを囲いに行くと、あまりにも大きなダメ押し点をもぎ取る。右サイドから仕掛けたサラーがアウトサイドキックでクロスを供給。これをマネがヘディングで押し込んだ。
相手が攻勢を強めるなか、その逆を突いて確実にリードを広げていったリバプールは、本拠地で意地を見せたいバイエルンの追い上げを危なげなくかわして、快哉を叫んだ。
ドイツの絶対王者を破ったリバプールはファイナルまで進んだ昨シーズンに続いて2年連続の8強進出。一方、敗れたバイエルンは2010-11シーズン以来、8年ぶりにベスト16で姿を消すことになった。
バイエルン、リヴァプール戦2試合で枠内シュート2本…コバチ監督も完敗認める
(Goal)
バイエルンは13日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでリヴァプールと対戦。初戦をスコアレスで終え、ホームで必勝を期したが、1-3で敗れた。コバチ監督は試合後のフラッシュインタビューで「ユルゲン・クロップとリヴァプールを祝わなければならない」と相手チームに賛辞を送った。
「彼らは2試合を通して上回っていた。サイドバックを前にし、レヴィ(ロベルト・レヴァンドフスキ)をフォローしようとしたが、リヴァプールは非常にコンパクトな守備で難しかった」
さらに、出場停止となったヨシュア・キミッヒについては「言い訳にはならない」とし、今夜プレーした選手について話すべきだ。彼らは全力を尽くしたが、十分ではなかった」と続けた。
2試合で枠内シュート2本に終わったバイエルン。ベスト16で姿を消すのは2011年以来のことだが、完敗の色合いが濃く、ミュンヘンで今季のCLの舞台から降りることとなった。
ブンデス勢、CLベスト16で姿消す。2005/06シーズン以来13年振りの屈辱
フットボールチャンネル
今季のチャンピオンズリーグ(CL)でドイツ勢は3チームともベスト16で姿を消してしまった。
現地時間13日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグが行われ、リバプールと対戦したバイエルン・ミュンヘンは1-3で敗れ2試合合計でも1-3で実に8大会ぶりのベスト16敗退となった。
またシャルケはマンチェスター・シティに2試合合計10-2と大敗し、ボルシア・ドルトムントもトッテナムに2試合合計0-4で完敗した。この結果、ブンデスリーガのクラブはプレミアリーグのクラブに相次いで敗れてしまった。
さらに、ブンデス勢がベスト16で全て敗れたのは2005/06大会(バイエルンとブレーメンが敗れた)以来の屈辱的なものとなってしまった。
リバプールが敵地でバイエルン下して2季連続ベスト8!プレミア勢は10年ぶり快挙
ゲキサカ[講談社]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合を行った。アリアンツ・アレーナではバイエルン(ドイツ)とリバプール(イングランド)が対戦。第1戦はスコアレスドローに終わったが、リバプールが3-1で勝った。なお、準々決勝の組み合わせ抽選会は15日に行われる。
8年連続のベスト8を狙うバイエルンは4-2-3-1でGKはマヌエル・ノイアー、4バックは右からラフィーニャ、ニクラス・ズーレ、マッツ・フンメルス、ダビド・アラバ。ボランチにハビ・マルティネスとチアゴ・アルカンタラが入り、2列目は右からセルジュ・ニャブリ、ハメス・ロドリゲス、フランク・リベリ、1トップはロベルト・レワンドフスキが務める。
リバプールは4-3-3を採用し、守護神はアリソン・ベッカー、最終ラインは右からトレント・アレクサンダー・アーノルド、ジョエル・マティプ、フィルヒル・ファン・ダイク、アンドリュー・ロバートソンが入った。中盤はジョーダン・ヘンダーソンを中央に、右にジョルジニオ・ワイナルドゥム、左にジェームス・ミルナー。3トップはロベルト・フィルミーノを頂点に、右にサディオ・マネ、左にモハメド・サラーと並んだ。
互いに前から積極的にプレスをかける中、リバプールにアクシデント発生する。前半12分にハメスと競り合ったヘンダーソンが左足首あたりを負傷。一度は戻ったものの、再びピッチに座り込んでしまい、MFファビーニョとの交代を余儀なくされる。このタイミングでリバプールはマネを左、サラーを右といつもの形に戻した。
すると、前半26分に試合が動いた。自陣からファン・ダイクがロングフィード。PA左手前で足もとにおさめたマネが反転から飛び出したGKノイアーをかわして左足を振り抜くと、無人のゴールに吸い込まれ、アウェーのリバプールが先手を取った。
アウェーゴールを許し、引き分け以下では敗退が決まってしまうバイエルン。ボールの主導権を握り、左サイドのリベリが積極的に縦へ仕掛けるなど、リバプールゴールに迫ると、前半39分だった。自陣からズーレが右サイドのニャブリにロングパスを通し、PA右から中央に折り返す。中央に走り込んだレワンドフスキの前でマティプが自陣ゴールネットを揺らし、オウンゴールにより試合を振り出しに戻した。
同点に追いついて後半を迎えたバイエルンは、後半15分にチャンス。浮き球パスで右サイドを抜け出したニャブリが鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、ニアにレワンドフスキが滑り込む。しかし、わずかに合わせることができず、逆転弾とはならなかった。直後の16分にはベンチが動き、リベリを下げてMFキングスレー・コマンをピッチに送り込んだ。
球際で激しいバトルが繰り広げられる好ゲーム。逆転ゴールが欲しいバイエルンが優勢に進める中、リバプールがセットプレーから追加点を挙げる。後半24分に右CKを獲得すると、それまでキッカーを務めていたアレクサンダー・アーノルドからミルナーに変更。右足で滞空時間の長いクロスを入れ、ファン・ダイクが打点の高いヘディングシュートをゴール左に叩き込み、2-1と勝ち越した。
厳しい状況となったバイエルンは後半27分、ハビを下げてMFレオン・ゴレツカ、34分にはハメスに代えてMFレナト・サンチェスを投入し、反撃を試みる。だが、フィルミーノを下げてFWディボック・オリギを入れたリバプールがダメを押す。39分、オリギが右につないでサラーが左足アウトでクロス。体を目一杯伸ばしてマネが頭で押し込み、リバプールが3-1とした。
後半42分にはミルナーをMFアダム・ララナに代えたリバプール。そのままタイムアップを迎え、3-1で2年連続のベスト8入りを果たした。なお、準々決勝にプレミアリーグ所属の4チーム勝ち上がるのは、2008-09シーズン以来10シーズンぶりとなる。
リバプール、2季連続CLベスト8進出。2試合合計3-1で難敵バイエルンを下す
フットボールチャンネル
現地時間13日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグが行われ、リバプールはバイエルン・ミュンヘンと対戦した。試合はアウェイのリバプールが3-1で勝利、2試合合計でも3-1としベスト8進出を決めた。
序盤からバイエルンがボール支配率では上回るも先制点はリバプールに入る。26分、マネがファン・ダイクからのロングボールをバイエルンDFラインの裏で受け飛び出してきたノイヤーよりも先にボールをコントロールし無人のゴールに蹴り込みリバプールがリードする。
勝ち上がるためには2ゴール以上が必要になったバイエルンも39分、ペナルティーボックスからニャブリが鋭いクロスボールを送るとリバプールDFマティプがクリアしきれずオウンゴール、幸運な形で同点に追いついて前半を終える。
エンドが変わって最初にチャンスを掴んだのはリバプール。50分にカウンターからサラーがシュートを打つもノイヤーが弾き出す。バイエルンは61分、リベリに代えコマンを投入し2点目を奪いに行く。
拮抗した展開で試合が動いたのは69分、ミルナーの右CKをファン・ダイクがDFと競り合いながらヘディングシュートを決めリバプールが勝ち越しに成功する。3点必要になったバイエルンは選手交代でゴールを目指すもリバプール守備陣を崩せない。
逆にリバプールは84分にマネがこの日2得点目を挙げ勝負あり、3-1で勝利したリバプールが2季連続でCLベスト8進出を決めた。
守護神ノイアー、ドイツ史上4人目のCL100試合出場を達成! GKとしては6人目
フットボールチャンネル
現地時間13日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンはホームにリバプールを迎えて対戦し1-3の敗戦を喫した。この試合で、バイエルンに所属する32歳のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが「ドイツ史上4人目のCL100試合出場」を達成している。
敵地に乗り込んでの1stレグは0-0の引き分けに終わっていた。試合開始して26分、飛び出したGKノイアーよりも先にリバプールのサディオ・マネがボールを触り、無人のゴールに蹴り込んでリバプールに先制点が入る。
それでも39分、相手のオウンゴールからバイエルンが同点に追いついた。しかし69分、リバプールのフィルジル・ファン・ダイクにゴールを決められ再び追いかける展開に。84分にもマネの追加点を許し、バイエルンは1-3の敗戦を喫している。
この試合で、GKノイアーはCL100試合出場を果たした。同選手はフィリップ・ラーム氏(112試合)、トーマス・ミュラー(105試合)、オリバー・カーン氏(103試合)に次いで、ドイツ史上4人目のCL100試合出場を達成した選手となっている。また、GKだけで考えると、イケル・カシージャス、ジャンルイジ・ブッフォン、ペトル・チェフ、ビクトル・バルデス氏、オリバー・カーン氏に次いで史上6人目の達成者だ。
ノイアー、痛恨ミスとの指摘も「マネが本当に上手かった。飛び出さなくても…」
(Goal)
バイエルンは13日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでリヴァプールと対戦。試合は1-3でホームのバイエルンが完敗を喫し、ベスト16での敗退が決まった。
この試合で疑問を呈されたシーンが26分のリヴァプール先制の場面。ビルヒル・ファン・ダイクのフィードにサディオ・マネが抜け出した。DFラフィーニャと競り合っていたが、ノイアーは前に出る決断を下す。しかし、マネは巧みなタッチで一度ゴールから背を向けると、ターンでかわして見事なループシュートを沈めてみせた。
結果的に飛び出しが不必要にも見えたシーンだったが、ノイアーの見解はこのようなものだった。
「マネの正面に立ちはだかりたいと思ったが、ファーストタッチが素晴らしかった。少しでもタッチを乱していれば、ボールに触れたと思う。ゴールラインにとどまれば、彼のスピードで結局は1対1になっただろう。人々がミスと認識するのは理解できるけど、マネが本当に良かったと思う」
ノイアーはあくまでも自身のミスではなく、マネのスーパープレーだったと考えているようだ。
CL通算100試合出場も…ノイアー、3失点敗退に「相手が勝利に相応しい」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バイエルン(ドイツ)はリヴァプール(イングランド)に1-3と敗戦。2試合合計1-3で8年ぶりのベスト16敗退が決まった。
バイエルンのキャプテンを務めるドイツ代表GKマヌエル・ノイアーはCL通算100試合出場を達成したものの、節目の一戦を飾ることはできなかった。試合後のコメントをバイエルンの公式HPが伝えている。
ノイアーは「リヴァプールが勝利に相応しい。自分たちのモチベーションは高かったし、熱くなっていた。試合に臨む姿勢は悪くなかったと思う」と相手を称えつつ、チームの姿勢については一定の評価を示した。
「1-1の後に逆転できていれば良かっただろうけど、セットプレーからのゴールにやられてしまったね。時間帯も良くなかった」
バイエルンは26分に先制を許した後、39分に同点に追い付いて後半を迎えた。1-1のまま推移したものの、69分にCKから勝ち越しゴールを許し、84分に3失点目を喫して万事休す。ホームで失意の敗退決定となった。
ノイアーは「もはやワールドクラスではない」 失意のCL敗退に独メディアが守護神糾弾
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
バイエルンは現地時間13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強第2戦でリバプールに1-3で敗れた。第1戦のスコアレスドローと合わせ、2戦合計スコア1-3でベスト16敗退が決まったなか、ドイツメディアは守護神のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの衰えがリバプールに勝利をもたらしたと指摘。「もはやワールドクラスではない」と酷評している。
敵地での第1戦をドローで乗り切ったバイエルン。本拠地アリアンツ・アレーナでは、1-0の勝利でもベスト8進出を決められる状況だった。しかし、前半26分にセネガル代表FWサディオ・マネのゴールで均衡を破られ、突破のために2得点が必要となった。
オウンゴールで一時追いつくことには成功したが、後半24分にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、同39分に再びマネにゴールを許し、そのまま敗れた。ドイツ国際公共放送「ドイチェ・ヴェレ」は「マヌエル・ノイアーがリバプールの勝利に影響を及ぼし、彼の末期的な衰えは強調された」との見出しで報じた。
ハイライトとなるのはマネの先制ゴールのシーンだろう。ファン・ダイクからのロングボールに抜け出したマネがペナルティーエリアの端でボールをキープし、それに対してノイアーはゴールマウスを飛び出してプレッシャーをかけた。しかし、マネの素早いターンについていくことができず、がら空きのゴールへシュートを許した。
2014年ブラジル・ワールドカップではMVP級の活躍で世界一に貢献し、世界最高のGKとの評価を確立したノイアー。しかし、2017年9月に左足中足骨骨折で9カ月にも及ぶ長期離脱を経験して以降はパフォーマンス低下を指摘されてきた。
果敢な飛び出しは代名詞でもあったが、マネにあっさりとかわされたシーンは衰えを象徴するようなプレーとなってしまったようだ。記事では「ノイアーはCLでリバプールがバイエルンを撃破するのに大きく手を貸した。ドイツのナンバーワンも、もはやワールドクラスではない」と厳しいコメントが寄せられている。
ノイアーはこの試合でドイツ人として史上4人目となるCL100試合出場という記録を打ち立てたが、節目の一戦はほろ苦い思い出の残るゲームとなった。
「すべてがパーフェクト」クロップが敵地で攻撃を貫いたチームを称賛
(Goal)
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、攻撃の姿勢を貫き、バイエルン・ミュンヘン戦に勝利したことへの満足感を示した。
13日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでリヴァプールは敵地でのバイエルン戦を迎える。ホームでの初戦をスコアレスドローで終えたリヴァプールだが、この試合ではサディオ・マネが2ゴールを挙げ、さらに守備の要であるビルヒル・ファン・ダイクも得点を奪って、3-1で勝利。この結果、2試合合計でバイエルンを上回り、準々決勝に駒を進めた。
敵地での苦戦が予想された中、3ゴールを奪っての勝利にクロップ監督は試合後「前半はもっとフットボールをするべきだったが、後半はとても成熟したプレーだった。我々がフットボールをできるようになり、すぐにバイエルンの組織を崩すことに成功した」と大一番を振り返った。
「今日もこれまでと同様のアウェーでのチャンピオンズリーグの試合のようにディフェンスに徹することをしなかった。このような試合ではミスもあるだろうが、落ち着かなければならないし、試合をコントロールできるときにコントロールしなければならない」
また、開始わずか13分でキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンを負傷により失ったことについて「あれだけ早い時間にヘンダーソンを失ったことは痛手だった」と認めた同指揮官だが、主将を欠いても最高のプレーを続けた選手たちを称えた。
「早い時間帯の交代は良い兆候ではない。それでも我々は最高のことをやってのけた。マネの最初のゴールは素晴らしく、ヘンダーソンのケガ以外はすべてがパーフェクトだった」
「最高の夜、最高の気分」攻守で貢献のファン・ダイク、バイエルン撃破に歓喜
(Goal)
13日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでリヴァプールは敵地でバイエルンと対戦。26分にサディオ・マネが先制に成功するも、オウンゴールから試合を振り出しに戻される。しかし、69分にファン・ダイクが勝ち越し点を挙げると、84分にマネがダメ押しとなるこの日2点目を奪って、3-1でこの試合を制した。この結果、リヴァプールが2試合合計3-1でベスト8進出を決めている。
試合後、ファン・ダイクは決勝ゴールについて「とても重要な結果だ。それに、得点を奪えたことは最高の気分だ」と話し、敵地でブンデスリーガ王者を撃破した喜びをあらわにした。
「最高の夜だ。ファンタスティックな選手を擁した最高のチーム相手に苦戦すると僕たちは予想していた。同点の場面はアンラッキーだったけれど、最後までしっかりと仕事をこなして、8強に駒を進めることができた」
また、ミルナーも「これはとても良い結果だ。ベストプレーだったとは言えないけれど、良い守備ができたし、3点を奪えた。これはイングランドのフットボール界にとって良いことだ」と下馬評を覆してのベスト8進出に歓喜した様子でコメント。さらに「次にどのチームと対戦するかわからないけれど、昨年から良い状態で戦えている。だから、この調子を続け、行けるところまで行きたい」と先を見据えた。