DFBポカールで4部リーグのドロヒテルセンと激突
1万人ちょっとの町で7800人を動員
キャプテンは車の営業マン
そんなクラブ相手に
リベリー&ロッベン、ノイアー、ミュラー、チアゴやレヴァンドフスキ
さらにワールドカップ優勝者トリッソも出場
豪華メンバーで82分に得点し1-0で勝利
対戦相手 | 8.18:バイエルン vs SVドロヒテルセン(DFBポカール)1-0○ |
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得点 | 82:レヴァンドフスキ |
GK | ノイアー |
DF | キミッヒ、ボアテング、フンメルス、ラフィーニャ |
MF | マルティネス、ロッベン、ミュラー、チアゴ、リベリー |
FW | レヴァンドフスキ |
交代 | 52:ロッベン >>> コマン、52:フンメルス >>> ゴレツカ、86:ミュラー >>> トリッソ |
ベンチ | ウルライヒ、ベルナト、ズーレ、ヴァーグナー |
第1回戦突破!FCバイエルンはDFBポカール第1回戦でSVドロヒテルセン・アッセルを1-0(0-0)で破り、次ラウンド進出を決めた。レギオナルリーガ所属の同クラブとの対戦で得点を決めたのは、ロベルト・レヴァンドフスキ(82分)だ。だがこのゴールを奪うまで、ポカール最多優勝記録を持つバイエルンは完売のケーディンガー・シュターディオンで、ホストチームのコンパクトで固い守備を前に苦戦を強いられた。(公式サイト)
バイエルン、4部クラブに苦戦もレワンドフスキ弾で独杯初戦突破
AFP BB
【AFP=時事】サッカードイツカップ(German Cup 2018-19)は18日、1回戦が各地で行われ、ブンデスリーガ1部の強豪バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4部リーグの小さな町のクラブ、SVドロホターゼン/アッセル(SV Drochtersen/Assel)に苦戦しながら、終盤にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が決勝ゴールを挙げて1-0で勝利した。
ドロホターゼンは、ハンブルク近くの人口わずか1万1500人の同名の町をホームとするクラブで、主将は車の営業マンが務め、税理士や石工がプレーしている。
チームはこの1回戦を「世紀の一戦」と呼んで試合に備えていた。試合前日、車のショールームにある自身のデスクでインタビューに応じたCBのセーレン・ベールマン(Soeren Behrmann)は、「キックオフが待ち遠しい。私たちにとっては世紀の一戦だ」とコメント。町の教会には「われわれは奇跡を信じる。神を信じる。われわれはD/Aだ」と書かれた垂れ幕がかかった。
ブンデス王者バイエルンのスーパースターたちは、異世界へ迷い込んだように感じたに違いない。ニコ・コバチ(Niko Kovac)新体制のチームは、フランク・リベリ(Franck Ribery)やアリエン・ロッベン(Arjen Robben)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)、レワンドフスキら豪華攻撃陣をはじめとする代表経験者11人を先発に並べたが、ドロホターゼンの選手がスター相手に好プレーを見せるたび、スタジアムに詰め掛けた満員の7800人の観客からはすさまじい歓声が上がった。
前半最大のチャンスもドロホターゼンに訪れ、33分に司令塔のフロリアン・ナーゲル(Florian Nagel)のシュートがドイツ代表守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)を脅かした。フラストレーションをためたロッベンは、42分に危険なタックルでイエローカードをもらった。
コバチ監督は後半、スピードのあるレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)とキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)をそれぞれマッツ・フンメルス(Mats Hummels)とロッベンに代えて投入したが試合は動かず、800キロメートルの距離を遠征してきたバイエルンファンがトイレットペーパーやビーチボールを投げこみ、試合が5分間中断する場面もあった。
それでもバイエルンは迎えた81分、レワンドフスキがゴレツカのシュートのコースを変えてついに均衡を破り、何とか延長戦に持ち込まれる前に決着をつけた。
3日前のテストマッチの様子
バイエルン、ドイツ杯初戦前2試合で9得点…HSV撃破に指揮官は満足
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バイエルンが15日にハンブルガーSV(HSV)とのテストマッチに臨み、4-1で快勝した。12日に行われたDFLスーパーカップのフランクフルト戦では5-0と勝利を収めており、直近2試合で計9得点。早くも強さを誇示している。
バイエルンの公式HPによると、ニコ・コヴァチ監督はハンブルガーSV戦の後、「面白い試合だった。両チームにチャンスがあったね。私は満足しているよ。我々にとって良い試合だったし、4ゴールを奪った。素晴らしいよ」とチームを称賛している。
ハンブルガーSV戦ではドイツ代表FWトーマス・ミュラーと同FWザンドロ・ヴァーグナーが各2得点を記録した。ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキら複数の主力メンバーが出場しなかった一戦で、チームの総合力を見せつけた形となった。
なお、同試合にはハンブルガーSVのDF酒井高徳とFW伊藤達哉も先発出場。酒井は30分にPKを与えるファウルを犯し、61分に交代した。伊藤は前半のみのプレーで、ハーフタイムに交代している。
直近2試合で9得点を奪い、上々の仕上がりを見せているバイエルン。18日にDFBポカール1回戦、そして24日にブンデスリーガ開幕戦のホッフェンハイム戦に臨む。