DFBポカール準決勝、ミュラーのハットトリックもあり6-2
対戦相手 | 4.17:バイエルン vs レヴァークーゼン(ポカール)6-2○ |
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得点 | 3:マルティネス、9:レヴァンドフキ、52:ミュラー、60:チアゴ、64:ミュラー、78:ミュラー |
GK | ウルライヒ |
DF | キミッヒ、ボアテング、フンメルス、アラバ |
MF | ミュラー、マルティネス、チアゴ、ロッベン、リベリー |
FW | レヴァンドフスキ |
交代 | 46:アラバ >>> ラフィーニャ、80:ミュラー >>> ハメス、80:チアゴ >>> ズーレ |
ベンチ | シュタルケ、ベルナト、ルディ、ヴァーグナー |
ミュラー3得点で「ドイツサッカーの広告になった」
日刊スポーツ : nikkansports.com
バイエルン・ミュンヘンが準決勝でレーバークーゼンに6-2で快勝した。18日の独紙ビルトは、ハインケス監督は3冠に向けて最初のハードルを突破したと報じた。
同紙によると、この試合でハットトリックをしたミュラーはテレビインタビューにこう答えた。
「ドイツサッカーの広告になったと思うよ。素晴らしかったと思う。もちろん僕らはさらに上を目指している。でもそのためにはまず試合に勝たないと」。
さらに欧州CL準決勝レアル・マドリード戦に向けて「もちろん僕らは貪欲だよ。CL準決勝まで来たら次の1歩を踏みたいと思う」とコメントしていた。
ビルト紙に対してミュラーは「ちょっとした幸運も必要。僕らは今、結果も出ていることで勢いがあるだけでなく、これまで以上にハングリーになっているよ」と話していた。
この試合でハインケス監督は平均年齢29・3歳という先発をピッチに送ったが、若々しい活発さがあった。開始123秒で先制ゴール。ミュラーのヘディングシュートはGKに阻まれたが、ハビマルティネスがこぼれ球をダイレクトシュートに持ち込み、これがレバンドフスキのヒールを経由して決まった。今季Bミュンヘン最速ゴール。レバンドフスキは同9分にもリベリのセンタリングをダイレクトボレーで決めた。
Bミュンヘンは後半に4得点を挙げて試合を一気に決めた。これでカップ戦のアウェーで26試合連続無敗となった。
GKウルライヒは「トーナメントでここまで来たらトロフィーを手にしたい。今日のようなプレーを見せたら、Rマドリードにとっても難しい試合になると思うよ」と話した。ルンメニゲ代表取締役は「Bミュンヘンのファンであるということは、いまパラダイスのような状態だと思う」と話した。
バイエルン、レヴァークーゼンに6発圧勝! 2年ぶりドイツ杯決勝へ
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DFBポカール(ドイツ杯)準決勝が17日に行われ、レヴァークーゼンとバイエルン・ミュンヘンが対戦した。
早くもブンデスリーガ優勝を決めているバイエルンが、立ち上がりからペースを掴む。3分、トーマス・ミュラーのヘディングのこぼれ球に反応したハビ・マルティネスがミドルレンジから押し込むと、ロベルト・レヴァンドフスキがボールに触れゴール。さらに9分、フランク・リベリーが左サイドを突破しクロスを供給すると、レヴァンドフスキがボレーで合わせ、リードを2点に広げた。
しかし16分、FKの流れからラース・ベンダーが頭で押し込み、レヴァークーゼンが1点を返した。
後半に折り返した52分、ミュラーがチアゴ・アルカンタラからのパスを決めて再び2点差とする。61分にはレヴァンドフスキを起点とし、最後はチアゴがシュートを流し込み試合を4-1に。その3分後には、左サイドをコンビネーションで突破したラフィーニャからアリエン・ロッベンがシュート。ミュラーに当たりながら、ボールはゴールに吸い込まれた。
72分には途中出場のレオン・ベイリーが見事なFKで1点を返すが、直後にミュラーがロングボールに抜け出しゴール。ミュラーがハットトリックを達成し試合を決定づけた。
バイエルンは大量6得点でレヴァークーゼンに圧勝し、2年ぶりの決勝へ進出。19度目の優勝を目指す。
2冠目指すバイエルン、2大会ぶり独杯決勝へ進出! レバークーゼンに6発圧勝
フットボールチャンネル
現地時間17日にドイツ杯(DFBポカール)準決勝の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンはレバークーゼンと対戦。
試合開始して3分にロベルト・レバンドフスキのゴールで先制すると、9分にはレバンドフスキがクロスボールに右足で合わせてバイエルンに追加点が入る。しかし16分、ゴール前での混戦からラース・ベンダーに押し込まれて1点を返されてしまう。
それでも52分にトーマス・ミュラーがチーム3点目を決めると、61分にもチアゴ・アルカンタラが得点し3点差に広げた。64分にはアリエン・ロッベンのシュートをミュラーが触ってチーム5点目。72分に2失点目を喫してしまうが、78分にはミュラーがゴール前で反転してからシュートを放ちチーム6点目を決めている。
ハットトリックを達成したミュラーなどの活躍もあり、バイエルンは6-2の勝利をおさめた。バイエルンは2大会ぶりの決勝進出を果たし、ブンデスリーガ優勝に続く2冠を目指して、シャルケ対フランクフルトの勝者と対戦する。
3冠目指すバイエルン、快勝でドイツ杯決勝に進出
AFP BB
レバークーゼンはリーグ3位につけているものの、優勝を飾ったバイエルンとの勝ち点差は24となっており、順位表での差がこの試合でも明らかに見て取れた。
バイエルンは前半3分にハビ・マルティネス(Javi Martinez)のゴールで先制すると、同9分にはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が今季40試合目にして36ゴール目を決めて2-0とリードを広げた。一方レバークーゼンは、同16分に主将ラース・ベンダー(Lars Bender)がヘディングシュートで1点を返した。バイエルン側はオフサイドを主張したものの、これは認められなかった。
それでもバイエルンは後半に得点を重ね、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が2得点、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)が1ゴールずつを決め、レバークーゼンのさらなる反撃をレオン・ベイリー(Leon Bailey)の1点に抑えた。
リーグ6連覇を達成したバイエルンは、18日に行われるもう1試合の準決勝に臨むシャルケ04(Schalke04)とフランクフルト(Eintracht Frankfurt)の勝者と決勝で対戦する。決勝はベルリンで5月19日に行われる。
バイエルンMFロッベンの“空中美技”に海外騒然 「まさにアート」「ファンの御馳走」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
前人未到のブンデスリーガ6連覇を果たしたバイエルンは、現地時間17日のDFBポカール準決勝でレバークーゼンに6-2で快勝。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーがハットトリック、エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキも2得点とゴールラッシュを見せたが、海外メディアでは元オランダ代表MFアリエン・ロッベンの“空中トラップ”にスポットが当てられ、「実に荘厳だ」と称えている。
試合開始わずか9分でレバンドフスキが2ゴールを奪い、敵地で主導権を握ったバイエルン。1点をリードして前半を折り返すと、ミュラーが後半だけでハットトリックを決めるなど4得点を挙げ、6-2で勝利した。
しかし、衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターが取り上げたのは、得点者だけでなくロッベンの足技だった。2-1で迎えた前半22分、ペナルティーエリア外右にいたロッベンに浮き球の横パスが飛ぶ。ややゴールライン側にズレたボールをしっかり視界に捉えながら、右足で踏み切ってジャンプ。空中で利き足の左足甲に当てて勢いを殺すと、そのまま地面に落とさずに1回、2回とリフティングして体勢を整え、クルっと反転してゴール方向に正対した。
「タッチの調子はどう、アリエン・ロッベン? オー…実に荘厳だ」というメッセージとともに動画が公開されると、コメントの返信欄には「まさにアートだ。ファンにとっては御馳走だ」「かつてのエリートは、今も常にエリート」「ファンは席を立って雷鳴のように声を上げていた」と称賛の言葉が続々到着。ベルギーテレビ局「Sport7」も、「ロッベンの美しいボール処理。空中でボールを止めて、ドリブルを始めた」と伝えた。
今季限りでバイエルンとの契約が切れ、去就が注目されるロッベンだが、いまだファンの心をつかんで離さないようだ。
独代表FWミュラー、26分間のハットトリックで“不敗神話”継続 DFB杯では歴代1位
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
ドイツ1部ブンデスリーガの6連覇を決めたバイエルン・ミュンヘンは、現地時間17日にDFBポカール準決勝でレバークーゼンと対戦。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーのハットトリックなどで6-2と圧勝し、2季ぶりに決勝進出を果たした。“決めれば負けない男”、殊勲のミュラーは新たな不敗伝説を打ち立てた。
ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの2得点で2-1とリードして迎えた後半はミュラーの独壇場となった。同7分にスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのパスから右足のシュートで追加点をゲット。4-1となった後の後半19分には元オランダ代表MFアリエン・ロッベンのシュートをゴール目前で足に当てて2点目。同33分にはロングパスをペナルティーエリア内で上手くコントロールし、素早い反転から右足で蹴り込んでダメ押しした。
結果的に6-2でレバークーゼンを圧倒したバイエルンは、優勝した2015-16シーズン以来2季ぶりの決勝進出。最多優勝記録18回の更新を目指し、18日に試合を控えるシャルケとフランクフルトの勝者とタイトルを争う。
データ分析会社「オプタ」によれば、この試合でハットトリックを達成したミュラーはポカール通算25得点に到達。これはカール=ハインツ・ルンメニゲ氏(現バイエルン会長)に並ぶクラブ歴代2位の記録となり、上を行くのは同じ姓を持つ“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏のみ(78得点)となった。
さらにミュラーの“得点すれば公式戦で負けない”という驚異的な記録も、この試合で65試合(62勝3分)に更新された。このDFBポカールに限って見れば、得点した18試合全勝となり大会記録を打ち立てたという。ちなみに今季は公式戦14得点を決めて10戦全勝となっている。
国内リーグ(優勝)、国内カップ(決勝進出)、チャンピオンズリーグ(ベスト4)という三冠達成の可能性を残すバイエルンのヒットマンは、今後の重要な一戦でゴールを奪えるだろうか。