中国資本が入り派手に選手を買いまくるミラン
レナト・サンチェスも狙うようで
まずはレンタルで50億円弱の買い取りオプション
ミランの買い物ツアーが止まらない 次はバイエルンのサンチェスか
(ISM)
今夏のマーケットで積極的な動きを見せ、すでに8選手を獲得しているミラン(イタリア)の買い物はまだ終わらないようだ。現地時間15日付の独『Sport1』がポルトガル『Record』紙の情報として伝えたところによれば、ミランの次のターゲットはバイエルン(ドイツ)のMFレナト・サンチェス(19)だという。
それによると、ミランはR・サンチェスを最初は2年の期限付き移籍で獲得し、その後4700万ユーロ(約60億6000万円)での買い取りを考えているという。ちなみにミランは今夏、すでに2億1200万ユーロ(約273億円)を補強に使っている。
R・サンチェスは昨年、ベンフィカ(ポルトガル)からバイエルンにおよそ3500万ユーロ(約43億4000万円:当時)の移籍金で加入。欧州で最も有望な若手のひとりと目されているが、バイエルンでは定位置を得ることができていない。カール・ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、適正なオファーがあれば同選手を放出する意向があると発表していた。
補強が止まらないミラン、バイエルンの19歳ポルトガル代表にもオファーか
フットボールチャンネル
この夏の移籍市場で積極的な補強を勧めているミランだが、さらに新たな選手を加える可能性もあるのかもしれない。バイエルン・ミュンヘンに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスにもオファーを出していると報じられている。
名門復活を目指すミランはこれまでに、すでに8人の新戦力加入が決定。さらにユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチとラツィオのアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアの獲得も正式決定が秒読み段階となっており、新加入選手は10人に達することになる。
だが、さらなる新戦力候補の名前も浮上している。ポルトガル『レコルド』紙が15日に伝えたところによれば、バイエルンに所属する19歳の逸材にもオファーを出しているという。
サンチェスは昨年夏に、母国ポルトガルのベンフィカからバイエルンへ移籍。EURO2016でも優勝に貢献する活躍を見せ、大きな期待を背負ってドイツ王者に加入したが、層の厚いチームで十分な出場機会は得られていない。この夏に早くも放出される可能性も噂されている。
ミランはそのサンチェスに対し、750万ユーロ(約9億7000万円)を支払っての2年間の有料レンタルというオファーを提示していると報じられている。さらに4000万ユーロ(約51億6000万円)での完全移籍のオプションが付く条件とのことだ。他にマンチェスター・ユナイテッドや、古巣のベンフィカもサンチェスの獲得に関心を持っているとみられている。