移籍の噂が出ているドラクスラー
移籍先のひとつにバイエルンもあるようだが本人は否定
バイエルンも否定
ドラクスラー、今冬の退団が加速か…バイエルン指揮官は獲得否定
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ヴォルフスブルクに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが、今冬の退団に近づいている。10日付のイギリス紙『デイリーメール』などが報じた。
ドラクスラーは今夏、アーセナルやパリ・サンジェルマンなどが関心を示し、移籍の可能性が伝えられていた。結局ヴォルフスブルクにとどまる決断をした同選手だったが、シーズン前半で再び退団の噂が浮上。今月3日のブンデスリーガ第13節、日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとの一戦では、同選手に対してブーイングが起こり、かつてヴォルフスブルクを率いたフェリックス・マガト氏は「夏に別れた方が良かっただろう」とコメントするなど、チーム内での立場は悪化の一途をたどっているようだ。
さらに同紙は、ドラクスラーが10日に行われたリーグ第14節バイエルン戦のメンバー外となったことで、来年1月の退団に近づいたと伝えている。
しかし、ドラクスラーの移籍先候補の一つとして考えられていたバイエルンは、同選手の獲得を否定。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、「ドラクスラーはとても興味深い選手だ。彼はどのチームでもプレーできるだろう」と称賛しつつも、「我々は冬に何もしない」とドラクスラーの獲得には動かない方針を明らかにした。
バイエルンの他に、夏も関心を示したアーセナルが動向を注視していることが報じられてきたドラクスラー。ユーロ2016ではドイツ代表として5試合に出場した同選手の今後の展開に注目が集まる。