氷点下4度のロシア、ロストフは今大会初勝利
ノイアーやロッベンが居なかったとしても勝てたはず
対戦相手 | 11.23:バイエルン vs FCロストフ(チャンピオンズ・リーグ:A)2-3× |
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得点 | 36:コスタ、52:ベルナト |
GK | ウルライヒ |
DF | ラフィーニャ、ボアテング、バドシュトゥーバー、ベルナト |
MF | ラーム、チアゴ、サンチェス |
FW | コスタ、レヴァンドフスキ、リベリー |
交代 | 58:ボアテング >>> フンメルス、73:サンチェス >>> ミュラー |
ベンチ | シュタルケ – アロンソ、アラバ、キミッヒ、グリーン |
[UCL]バイエルン、氷点下4度の敵地で沈む ロストフが歴史的なジャイアントキリングを達成
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
23日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節が行われ、グループD首位通過を狙うバイエルン・ミュンヘンが敵地でロストフ(ロシア)と対戦した。
最初の決定機はロストフにおとずれる。8分、C・ナバスからの浮き球のロングパスを受けたエロヒンがヘディングシュート。シュートは前に飛び出したGKウルライヒの右横をすり抜けたが、懸命に帰陣したベルナトがゴール前でクリアした。
バイエルンは21分にコーナーキックからバトシュトゥバーがヘディングシュート、23分にR・サンチェスがミドルシュートを放つが、いずれもGKジャナエフの好セーブに阻まれる。
ロストフの5-3-2のコンパクトな陣形に手を焼いたバイエルンであったが、ついに先制点を奪う。35分、左サイドからR・サンチェスがドリブル突破をはかり、ペナルティエリア内でグラウンダーのクロス。一度は相手の守備陣にクリアされるが、クリアボールを拾ったD・コスタが左足の強烈なシュートを放ち、ゴール左上に突き刺した。
このままバイエルンが試合の主導権を握るかと思われたが、ロストフも数少ない決定機をモノにする。44分、ピッチ中央でD・コスタの不用意な横パスを奪ったポロズがアズムンにスルーパス。俊足を活かしてペナルティエリア内に侵入したアズムンが巧みなフェイントでボアテングをかわし、ゴール右隅へ冷静に流し込んだ。1ー1の同点で前半を終える。
後半開始早々、ロストフに逆転のチャンスがおとずれる。48分、ペナルティエリア内でノボアがボアテングに倒され、PKを獲得。このPKをポロズが落ち着いて決め、ロストフが2ー1と逆転に成功する。
しかし、ロストフのリードは長く続かなかった。52分、ペナルティエリア内でリベリーが左サイドをかけ上がったベルナトに絶好のパス。パスを受けたベルナトがゴール天井にシュートを突き刺し、バイエルンが2ー2の同点に追い付いた。
一進一退の攻防が続くなか、66分にロストフが相手ゴールほぼ正面の位置でフリーキックを得る。ノボアのキックはバイエルンの壁の頭上を越え、ゴール右隅に吸い込まれた。3ー2と再びロストフが逆転に成功する。
またしても逆転を許したバイエルンは必死の反撃に転じる。77分にミュラーがペナルティエリア内でヘディングシュートを放つが、シュートはGKジャナエフの正面に飛んでしまう。その後もバイエルンは圧倒的にボールを支配するが、自陣深くでブロックを築くロストフの守備陣を崩せない。89分にペナルティエリア外からチアゴが強烈なミドルシュートを放つが、またしてもGKジャナエフの好セーブに阻まれる。その後もバイエルンは必死のパワープレイを仕掛けるがスコアは動かず、試合は3ー2でロストフが勝利した。ロストフはチャンピオンズリーグ初出場で、念願の同大会初勝利をドイツ王者相手に挙げることとなった。
バイエルンは今季ワースト3失点で格下に敗戦…ラーム「ミスからの失点が多すぎる」
ゲキサカ[講談社]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、グループリーグ第5節を行い、バイエルン(ドイツ)は敵地でロストフ(ロシア)に2-3で敗れた。すでにグループリーグ突破を決めていたバイエルンだが、ロストフに今大会初勝利をプレゼントし、2位通過が決定。19日のブンデスリーガ第11節・ドルトムント戦(0-1)に続いて公式戦2連敗となった。
カルロ・アンチェロッティ監督はクラブの公式サイトで「ロストフを過小評価していたわけではない。我々のプレーが良くなかった。それが敗戦の理由だ」とコメント。前半35分に先制しながら前半44分、後半5分に失点し、逆転を許すと、一度は同点に追いついたが、後半22分に再び勝ち越された。
「得点したあとにミスを連発してしまった」と指揮官が言えば、DFフィリップ・ラームも「今の僕たちは少し不注意すぎる。ミスが命取りになるということを心得なければならない。ここ最近はミスからの失点が多すぎる」と認める。
守護神のGKマヌエル・ノイアーを負傷で欠いていたとはいえ、今季ワーストの1試合3失点。「原因は分からないが、できるだけ修正しなければならない。土曜日にはまた難敵との試合が控えている」と、26日のレバークーゼン戦を見据えるラーム。DFイェロメ・ボアテングも「簡単に失点しすぎた。チームとしてもっと良い守備をしなければ」と危機感を強めた。
バイエルン、逆転負けでグループ2位通過に。PSVに勝利のアトレティコが首位通過
フットボールチャンネル
試合開始して35分に相手がクリアしきれなかったボールをドウグラス・コスタが押し込んでバイエルンが先制。
幸先の良いスタートを切ったバイエルンだったが、44分にロストフのカウンターからサーダル・アズムンに同点ゴールを決められてしまう。
さらに49分、ドミトリ・ポロズにPKを決められ逆転されてしまった。直後の52分にフランク・リベリのパスを受けたフアン・ベルナトが同点ゴールを決めるが、67分にクリスティアン・ノボアがゴール真正面のフリーキックから直接決め、再びリードを許してしまう。
結局、バイエルンはロストフに2-3の敗戦を喫してしまった。他会場のアトレティコ・マドリーがPSVを相手に2-0の勝利をおさめたため、バイエルンはグループ2位通過となっている。
バイエルン、格下に敗戦で7年ぶりに首位通過逃す…ラームはミスの多さを指摘
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのキャプテンを務めるDFフィリップ・ラームが格下に敗戦後、失意の気持ちを語っている。ドイツ『スカイ』が報じた。
バイエルンは23日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節でロストフと対戦。ケガでマヌエル・ノイアー、アリエン・ロッベン、アルトゥーロ・ビダルが欠場し、ややメンバーを落としてこの一戦に臨んだ。前半にドグラス・コスタのゴールで先制しながら、不運な判定もあり、逆転を許すと、最終的には2-3で敗れた。試合後、中盤で先発したラームが失望を語っている。
「バイエルンは常に勝たなければいけないし、寒さやピッチのコンディションは言い訳にならない。僕らは注意に欠けていたし、特にパスにおいてよくなかった。相手が僕らのミスを生かしたかはわからないが、ゴールを奪ったのは事実だ」
バイエルンは危機にあるのかという質問に「僕らはミスをするのをやめなければならない。可能な限り早くね。CLでもブンデスリーガでも2位というのは十分ではない」と語気を強めた。
バイエルンは週末にドルトムントに敗れたため、公式戦2連敗。シーズン前半戦で公式戦2連敗を喫するのは2004年以来。CLでも2位通過が確定し、バイエルンが首位通過をのがしたのは2009-10シーズン以来となる。
バイエルンがまさかの敗戦で2位通過、アトレティコは全勝キープ 欧州CL
(AFP=時事)
先日のリーグ戦でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に0-1で敗れ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)に首位の座を明け渡していたバイエルンだが、この日は9月のグループ第1節で5-0の大勝を収めていた相手に敗戦を喫し、数日間で2度目の屈辱を味わった。
すでにグループ突破を決めていたバイエルンだが、同日の試合でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が2-0でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に勝利したため、アトレティコのグループ首位が決まり、バイエルンは2位で決勝トーナメント1回戦に駒を進めることになった。
バイエルンは前半35分にダグラス・コスタ(Douglas Costa)のゴールで先制したものの、前半終了間際にサルダル・アズムン(Sardar Azmoun)の得点で追いつかれると、後半開始直後にはドミトリ・ポロズ(Dmitri Poloz)にPKを決められ、逆転を許した。
その後、フアン・ベルナト(Juan Bernat)の得点ですぐさま試合を振り出しに戻したバイエルンだったが、後半22分にエクアドル代表のノボアにFKを決められて再び勝ち越しを許し、今季がチャンピオンズリーグ初出場となるFCロストフに大会初勝利を献上してしまった。
主将のフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)は試合後、スカイ・ドイツ(Sky Germany)に対して「勝たなければならない試合だった。どんな悪条件であったとしても、バイエルンは勝利を義務づけられたチームだ」とコメント。「だらしない試合だったし、ミスを犯した代償を支払った。メンバー変更は言い訳にならない。危機的状況というのは言い過ぎだけれど、過ちはすぐに修正する必要がある」
バイエルンが敗れたことにより、引き分けでも首位通過が決まるアトレティコは、後半にケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のフランス代表コンビが立て続けにゴールを決めて危なげなく勝利し、出場32チームの中で唯一の全勝を守った。
この結果、アトレティコは12月6日に行われるバイエルンとのアウェーゲームで主力を休ませる余裕ができた。同日のもう1試合では、FCロストフとPSVがヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)に出場できる3位の座をかけて争う。
アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「1試合を残して、難しいグループで首位通過できたことをうれしく思う。ロシアやオランダでのアウェーゲームを非常にうまく乗り切ることができた」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News
Aマドリード1位突破 Bミュンヘン敗れ2位で進出
(日刊スポーツ)
Aマドリードは後半10分、相手ボールを奪ったカウンターから、FWグリーズマンのスルーパスを受けたFWガメイロがペナルティーエリア右から右足シュートをゴール左に決めて先制。同21分には中盤でルーズボールを拾ったMFティアゴのスルーパスでグリーズマンが抜け出し、ペナルティーエリア左から左足シュートを突き刺した。
Bミュンヘンは氷点下4度の中で行われた試合の前半35分、FWコスタがこぼれ球を左足でたたき込んで先制したが、同44分にパスミスから同点に追いつかれ、後半4分にはPKで勝ち越しを許した。同7分、MFリベリのスルーパスからDFベルナトが左足で蹴り込んですぐに同点に追いついたが、同22分、MFノボアにFKを直接決められて勝ち越しを許し、そのまま逃げきられた。
Aマドリードは5連勝の勝ち点15で1位で1次リーグを突破。Bミュンヘンは3勝2敗の勝ち点9で2位での進出となった。勝ち点3のロストフと勝ち点1のPSVは最終節で欧州L決勝トーナメント進出を懸け、アイントホーフェンで直接対決する。
ボアテング「内容が悪かった」…バイエルンのグループ2位通過に嘆き節
(Goal)
23日に行われたチャンピオンズリーグのグループリーグ第5節で、バイエルンは敵地で格下のロストフに2-3で敗れた。
この結果、1試合を残してバイエルンのグループ2位通過が確定し、決勝トーナメント1回戦では1位通貨チームと激突することが確定。敵地とはいえ、まさかの敗戦にジェローム・ボアテングもショックを隠せないようだ。スタメン出場したボアテングは58分に筋肉に違和感を覚えてマッツ・フンメルスとの交代でピッチから退いた。
ドイツメディア『Kicker』によるとボアテングは「我々が3失点してしまったのは内容が悪かった。ロストフが大胆に攻撃してきたとはいえ、あまりにチャンスを与えすぎてしまった。チャンピオンズリーグの重要な大一番なのだから、もっと注意すべきだった」と述べている。
また、チームは週末に控えているレヴァークーゼン戦に向けて切り替える必要があるが、ボアテングは自身の負傷について「まだ次の試合に出られるか分からないね」と発言。ロストフ戦でボアテングが負傷したのは計算外だったが、この試合ではここ数年にわたって大ケガに悩まされていたDFホルガー・バドシュトゥバーが先発フル出場し、完全復活をアピール。
チャンピオンズリーグでの黒星、ボアテングの負傷はチームにとって予想外の事態だったようだが、バドシュトゥバーの復活は数少ない朗報と言えそうだ。